2015年07月28日

鳩の卵のスープ

『細雪』で気になること。四女妙子の奢りで次女幸子、その娘の悦子、三女雪子で南京町の東雅楼で広東料理を食べるシーンがある。そのメニューは「悦子の好きな蝦の巻揚げ、鳩の卵のスープ、幸子の好きな鶩の皮を焼いたのを味噌や葱と一緒に餅の皮に包んで食べる料理」だった。「鶩の皮を焼いたのを...」はいわゆる北京ダックのことだと思うが、広東料理とのことなので、広東ダックが正解なのかもしれない。皮を食べるとあるから、肉は食べないのかもしれない。残念ながら、わたしは北京ダックを一度も食べたことはない。知っているだけ。あまりに有名なので、なんだか食べたことがあるような気がするものの、なかったはず...。南京町では食べたことがないのは確実だが、大昔に横浜行ったときは...やっぱり食べなかった気がする。「蝦の巻揚げ」は検索してみると、蝦をライスペーパーで巻いて挙げた春巻きのよう。問題は「鳩の卵のスープ」。これが謎料理。東雅楼というお店は実在したのかどうかは不明で、鳩の卵のスープも一般的な中華料理ではないようで、検索してみても出てこない。好吃!点心料理!によると、鳩の卵は高級品で、普通茹で卵にして付け合わせにするとのこと。茹でた鳩の卵の白身は透明で食感はもちもちしているそうだ。初めて知りました。昭和10年代に神戸の南京町にはこんな料理をだす「一膳飯屋」があったのだろうと思う。北京ダックといい、鳩の卵のスープといい、本格的な高級料理の気がする。神戸の南京町で食べれるところはあれば、この三品を食べたいな。
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2015年07月25日

『細雪』

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たぶん2、3年前にいつか読むかもと、実家の物置から拾ってきた文学全集の中の一冊。ぼろい。褪せてる。いかにも日本語、日本文学という本が読みたくて、出したら『細雪』でした。恥ずかしながらタイトルと作者が一致するくらいで未読、内容も全然知らなかった。最初のページで分かる大阪弁。神戸や六甲という地名から、物語は関西だと分かる。なんとなく読み始めたら、これがもう凄い面白い! 長編で実在の地名や店名、持ち物の詳細な描写、昭和10年代の裕福な家族の生活の様子に引き込まれていく。一番の読みどころは、登場人物が人間関係について、印象や行動から思い悩んだり、考えを巡らせたりするところだと思う。

細かく描写された様々なものは、用語を拾い出して見たくなるし、実際の地名を見ては地図を見たくなる。一週間位かけて読了したのだけど、最初から細かく読み直したくなっています。


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2015年07月23日

お祭り

今日は近くでお祭り。小さい頃は連れて歩いた子供たちも、友達同士でお祭りを楽しんでいる。8F75776D-9828-4762-9B9B-01E5FC0AD02F.jpg

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雨が降ったのもあって静か。
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2015年07月20日

白いペット

2週間ほど前に、近所の人(といっても少し離れている)がペットを散歩させているのを車から見ました。離れていたので遠目には赤い首輪をした白い大きな犬のようでした。ソフトバンクの犬みたいなのを飼い始めたのかな、と思いました。でもよく考えると、犬にしては大きいような。もしかしたら犬じゃないかも、あの大きさは......山羊じゃない?
そう思うと気になって気になって。次にまた車から見たときに確信しました。やっぱり山羊だ! 今度会ったら山羊について聞いてみようとずっと思っていたのです。その機会が昨日ありました。わたしはまた車だったのですが、山羊の散歩しているご近所さんがこちらに向かって歩いて来たので、車を止め、「山羊飼ってるんですね」と聞いてみました。「チーズでも作るんです?」と聞くとその通りだと答えてくれました。この辺りは餌に事欠かないので、ゆっくり育ててそのうちミルクを絞ってチーズも考えているとのこと。山羊は8ヶ月で大人になるそうです。なるほどなるほど。桑の葉を好んで食べるとかで、桑の枝を持っていました。
そのうちまた見せてもらいに行きますと言って別れました。山羊をしっかり確認して、なんとなくすっきりしました。
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2015年07月18日

シュークリーム

ここ最近、妙にシュークリームが作りたくて作りたくて仕方なかったのです。卵が余っていたからかもしれません。こだわりのレシピでなくていいので、オーブンレンジ付属のレシピ集を見て作ることに。
バニラエッセンスがなかったので省略。コーンスターチもなかったので薄力粉のみで。レンジで3分。お手軽カスタード出来上がり。生地もレンジでできるとあるのでレンジで。凄く昔に作ったときに、シュー用の絞り口金を買った気がするけど見当たらず。適当に袋に入れて絞っていたら、ふと山に絞り出すということを思い出しました。広げて絞ったため、平べったく焼き上がりました。
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クリームを入れてみる。

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まあこんな感じ。平べったくならないよう、もう一度やりたいな次は生クリームで。
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2015年07月16日

学校祭

先日、娘の学校祭へ出かけてきました。近所の友人が乗せていってくれるというので、車で1時間ほど走らせた場所にある高校へ。入学式以来二度目です。学校で更に二人と合流し、4人で学校祭巡りしてきました。
娘は特に目立った活動をしていないので、発表等々見るものはないのですが、学校の活動紹介、展示を色々見てきました。
いわゆる「普通科」と「職業科」があるので、普通科しかなかった自分の母校とは違う様子、これがなかなか興味深かったです。職業科ではドラム缶を使った薪ストーブ溶接で作った傘立てなどを紹介してもらい、別教室でハーブティーを頂きました。ここで栽培したというしめじ(一株50円)を購入。お昼は友人が学校カレーが有名だからみんなで食べて行こうよというので出向くと行列ができていました。ライスとナンが選べたので、ナンを選びました。わたしには結構辛かったです。中庭でカレーを食べながら、友人のお子さんのダンスを遠目に眺め、途中娘に会いました。定時制の子が焙煎した本格コーヒー200円を飲んで寛ぎつつ、高校の学校祭を感じ取って来ました。10代の三年間は一日一日がもっとずっと今より濃かったと思います。何をしても新鮮で驚きに満ちて、昨日と今日ではまるで違っていたような気がします。
そんなことを思い出しつつ、いやいや今だって毎日違う部分を見い出してと思うのでした。だらだらしていてはいけないわ.......。
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2015年06月28日

パン

この間、ご近所さんから玉ねぎを貰ったので、オニオングラタンスープが食べたくなった。なのでフランスパンを作る。


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最初作ったときと比べて、フランスパンっぽい雰囲気が出るようになった。以前は切り込み入れるには専用のカミソリでやるべきと思っていたが、今はささっと包丁で切っている。こうあるべきと考えすぎてはいけないのかも。慣れの方が道具より必要だなあ。

玉ねぎを飴色に炒めるのに時間が凄くかかった。途中でコンロの火が過熱し過ぎと判断されて自動で切れるのもちょっと疲れる。オニオングラタンスープは実際容器ごとオーブンで焼くのが大変なのあり、以前雑誌で知ったやり方で、チーズトーストにしたフランスパンを出来たスープに浮かべて出来上がり。子どもにも好評。飴色玉ねぎが本当に大変。たくさん作るのはもっと大変だろうなと思う。

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今日はライ麦パン。明日のお弁当はサンドイッチだな〜。

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2015年06月22日

ねこ・ねこ

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最近うちに来る野良猫クロスケ。近所で評判が非常に悪い。うちで寝そべってたりします。餌目当てに毎日来てます。

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うちのクロ。わたし一人だけだと出てきます。娘曰く「お母さんはねこに舐められてる」。
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何か察した!
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ちょっとー、ここあたしの場所!という感じ。
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応戦するも...。

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追い出されちゃった。クロ弱い。
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そろそろご飯なんだけどー、と読書の邪魔するニヤでした。

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2015年06月18日

ミセス・ノリスに薬を作ってもらう

ロシア語検索で使っているオンライン辞書"Glosbe"。和露辞典を持っていないので、こちらを参考に辞書引き直しては文を作っています。今日、薬について調べたのですが、この"Glosbe"に気になる例文が。
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ミセス・ノリスに 薬を作ってもらいましょう
Насколько я знаю, у мадам Спраут имеются молодые поросли мандагор

「薬」で検索した結果
https://ja.glosbe.com/ja/ru/
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ミセス・ノリス、久々に見ました、文字列で。この間、「秘密の部屋」の映画やってましたね。薬にミセス・ノリス、「ハリー・ポッター」では?と。それにしてはおかしいところがあります。日本語の文としてはおかしくないけれども、内容はおかしいのです。ミセス・ノリスは猫だから、薬を作れるはずがありません。この場面は石化した猫のミセス・ノリスについて薬で治るとか言っていたはず。何年ぶりかに出してきた「ハリー・ポッターと秘密の部屋」で確認。
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「スプラウト先生が、最近やっとマンドレイクを手に入れられてな。十分に成長したら、すぐにもミセス・ノリスを蘇生させる薬を作らせましょうぞ」(日本語ハードカバー版P216)

Madam Sprout recently managed to procure some Mandrakes. As soon as they have reached their full size, I will have a potion made which will revive Mrs. Norris. (イギリスペーパーバック版 P158)
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ミセス・ノリスはやっぱり薬を作りません。肝心のロシア語もおかしいです。文法的に正しいのかどうかは、きちんとは
わかりませんが、"Насколько я знаю,"は「わたしの知っている限りでは」、"у мадам Спраут имеются молодые поросли мандагор"は「マダムスプラウト (мадам Спраут)のところで、мандагор(マンドレイクはмандрагора)の若芽(молодые поросли)が所有されている(имеются)」 となり、マンドレイクの綴りが違っているようなのも気になりますが、ミセス・ノリスがどこにも出てきません! スプラウト先生がマンドレイクを持っているという内容のロシア語です。文が対応していないのに気付きました。このサイトの例文は実際に存在しているものが登録されてできていると思っていたのですが、どうもこのミセス・ノリスの文はおかしいです。丸写ししてはいけませんね。でも、この訳がどこから出てきたのか気になります。

ついでにGoogle翻訳にかけてみた結果。

英語 → 日本語
マダムスプラウトは最近、いくつかの恋なすびを調達することができました。とすぐに彼らはフルサイズに達しているように、私は夫人ノリスを復活します作られた薬を持っています。

がんばってくれていますが、「とすぐに」以降は日本語だけでは意味不明。マンドレイクの日本語訳が「恋なすび」だとは初めて知りました。Google翻訳にちょっと驚き。恋なすびは聖書に出てくるようです。聖書は読み通せなかったな。

ついでに...。
久々に出したハリー・ポッターの2巻。裏表紙に書いてある英文。
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Little does he know that this year will be just as eventful as the last...

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この"little does"に引っかかりました。"he know"になっているから"does"は強調のはずで、"little"は「少しも...でない」。だから、「この年も前年同様に波乱に満ちた年になるとは、ハリーは知る由もなかった」という感じでしょうか? (原文現在形ですが、日本語だと過去形の方がわたしはしっくりくる) 久々に見たミセス・ノリスから、ぱらぱらハリーをめくった今日の午後でした。



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2015年06月10日

クルコフ氏インタビュー

3月の記事ですが、朝日デジタルにアンドレイ・クルコフ氏のインタビューが掲載されていました。15歳からずっと日記をつけているというクルコフ氏は、ウクライナ、キエフ在住でマイダンにお住まいだとのこと。ウクライナ危機の暴動について、つぶさに感じ捉え綴った「ウクライナ日記」が欧州でまず出発され、ロシア語版も最近出発されたとのことです。日本語版も予定されているそうで、小説ではないですが、心待ちにしています。
ウクライナとロシア、欧州の関係というのは理解するのが難しいと言うか、はっきり言ってわたしには遠い国であり、ウクライナと密接に関わりあっていたのは旧ソ連圏のロシアというイメージでしかありません。しかし、インタビューでクルコフ氏はウクライナの欧州志向について触れ、ロシアはウクライナを支援しつつ自分たちのものとみなしていたと言っています。この「奴隷状態」にはもう戻らない、ロシアとは戦争している状態と語っています。ロシアとの関係修復には一世紀半かかると言っています。

ウクライナとロシアは異なる、クルコフ氏のノンフィクションでさらに詳しく知りたいと思います。


本を読むために始めたロシア語ですが、ウクライナ人が主人公のウクライナの小説だな、と続編ではさらに強く感じる場面もありました。読んでいるのはロシア語だけど、ロシアの小説ではないのだと思いました。それでも、国がどこだからということを抜きにして面白く心に残る小説だからこそ、多くの国で翻訳され、愛読されているのでしょうね。

(有料記事ですが、無料会員登録で読めます。2015/6/10現在)
posted by kmy at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする