2008年06月25日

長年の積読本 

 買ってからもう何年くらい経つのでしょうか……出版が99年なので、さすがに10年は行ってなかったようでほっとしています。それでもかなり昔に雰囲気だけで買ったゾーヴァの本"Rafael Schmitz der Pommfritz"(『フライドポテトのラファエル・シュミッツ』 ゲルハルト・ポルト作 ミヒャエル・ゾーヴァ絵)をようやく一通り読んでみました。理解度30%というところでしょうか。本当はかなり笑える話なのでしょうが、難しい……翻訳がでていないので確かめようもなく、辞書にもでていない単語などを適当に推測しつつ、読みました。ずっと気にはしていたので、読み終えた!という充実感だけはあります。でも理解度30%。おそらく。
Rafael Schmitz Der Pommfr
Rafael Schmitz Der PommfrGerhard Polt


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 なぜか本のリンクが出来ません〜。CDは持っていませんが、こんな絵です。本のほうはこちらから見てください。黄色いのがフライドポテトのラファエルシュミッツさんです。ゾーヴァ展で購入したのですが、アマゾンではSowaで検索してもでません。

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2008年02月19日

『パパにつける薬』

 アクセル・ハッケによる子育てエッセイ。子どもがいかにどうでもいいことで喧嘩するか、お父さんの言うことを聞かないか、世間の目は冷たいか、ということがどんなに面白く楽しい瞬間かということを感じる内容です。

406214297Xパパにつける薬
M. ゾーヴァ 那須田 淳 木本 栄
講談社 2007-11-23

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2007年01月08日

『怖るべき天才児』

4384040830怖るべき天才児
Linda Quilt Michael Sowa 二宮 千寿子
三修社 2006-11

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 この本に描かれているのは天才とっても「エキセントリック」な天才ばかりです。そしてその子どもたちがどう生きていったのかが描かれている短編人生譚となっています。この子どもたちがいわゆる「普通」とは違った能力を持っていると自らが知り、家族が知ったとき人生はどのような方向に進むのか? 

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2006年12月23日

『思いがけない贈り物』

 クリスマスイブの夜、仕事を終えたサンタクロースの元には人形がひとつ残っていました。さっそくパソコンで人形をもらっていない子どもを検索すると、女の子が6人、男の子が234万8167人。タクシーに乗って女の子の家を一軒ずつあたる事にしたのですが……。
4062089173思いがけない贈り物
Eva Heller Michael Sowa 平野 卿子
講談社 1997-11

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2006年05月30日

『ドイツのアルバム』

4384040687ドイツのアルバム
Axel Hacke 高島 浩
三修社 2006-03

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 アクセル・ハッケの本ですが、よい意味で期待を裏切ります。口調、日常に入り込んだファンタジーという物語作家としての著書ではなく、ジャーナリストとしてのハッケの世界が見えてきます。ドイツという国に暮らすごく普通の、ささやかな生活を送る人々の持つ歴史やドラマをハッケの視点を通して語られます。個人の中に残るナチスや東西分断の歴史、現代ドイツの事情などが多くの写真とともに知ることのできる本。

 実際に生きている人びと、一人ひとりのもつ歴史・背景が感じられます。
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2006年01月07日

私的『プラリネク』読書メモ

 昨年末に『プラリネク』を読了しました。物凄く気になることばがあり、いったいどうやって訳したんだろう?と確かめずにはいられなくなり、図書館で邦訳を借りて読んでみました。
 この物語のいいところは三つあるんです。ひとつめ。これは翻訳で読んでも「そうそう」と頷き、心に温かいものが残るハッケ流「贈り物考」。ふたつめ。モミの木を連想させる常緑色のカバーに描かれたゾーヴァの絵。そして三つめ。なーるほど、とあとで気がつく(気がつくのが遅かったのはわたしだけかも?)ハッケの言葉遊びの混じった文章。
 
 ひとつめのいいところ「贈り物考」。贈り物をするときというのは贈る相手のことを十分、十二分以上考えるものです。その考えた結果が贈り物となり相手のもとへ行くのです。
贈り物の中では、二人の人が出会う。よい贈り物なら二人の心が出会う。

『プラリネク』アクセル・ハッケ作 ミヒャエル・ゾーヴァ絵 
三浦美紀子訳 三修社 P18

 贈り物として作られた「プラリネク」という紙製のロボット。このロボットを中心に起こるクリスマス前の一事件の物語です。
 ふたつめのいいところ、ゾーヴァの挿絵では一番最初の挿絵は読み返して二度目に見ると嬉しくなる絵が描かれています。思わずくすっと笑えるんです。
 三つめのいいところ、言葉遊びについては詳しく書き記すことにしました。以下ネタばれになります。読書メモです。

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2005年12月08日

アクセル・ハッケ80%

3888974062Pralinek. Eine Weihnachtsgeschichte
Axel Hacke
Kunstmann Antje GmbH 2005-09

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(なぜか絵が出ません)
 
 先日購入した"Pralinek Eine Weihnachtsgeschichte"です。さて、わたしがこの本を買った最大の理由は「アクセル・ハッケの文章が読みたい」ということからでした。でもでも、この本の翻訳版『プラリネク』が三修社から出版されることになったのはアクセル・ハッケというよりもゾーヴァの本だからという方が大きいみたい。

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2005年11月22日

"Ein Bär namens Sonntag"

4001108623クマの名前は日曜日
Axel Hacke Michael Sowa 丘沢 静也
岩波書店 2002-06

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0747575606A Bear Called Sunday
Michael Sowa
Bloomsbury Publishing PLC 2004-11-01

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(ドイツ語版のリンクが作れません(涙) 日本の装丁とほぼ一緒です。色目がやや違います)
 "Ein Bär namens Sonntag" ようやく読み終わりました。一ヶ月もかかりました。邦訳で読むとささっと終わるのですが、じっくり読むとなるほどなるほど、今まで気がつかなかったことがいろいろ見えて面白いものです。

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2005年11月02日

買い物が下手なわたし

 またまたです。買い物が下手なわたし。わたしが選ぶものってはずれが多いんです。そして選ぶのが下手。
 思い切って電子辞書を買いました。ドイツ語対応の。それもこれもアクセル・ハッケの作品を原書で読んでみたかった、というのがあります。10月中は文法のおさらいをざざっとしました。そしていざどの本にするか……しばらく悩んでいました。そう、辞書はよかったんです。
 さて、どの本にするか検索して調べていたのです。候補は3つありました。一つめは "Naechte mit Bosch. 18 unwahrscheinlich wahre Geschichten. "冷蔵庫のボッシュの話だと勝手に思っています。ボッシュファンなので気になる本。挿絵はゾーヴァじゃないらしいのが少々気になりました。二つめは"Der weisse Neger Wumbaba. Kleines Handbuch des Verhoerens."ゾーヴァの本で紹介されていて、題名が面白そうです。白いニガーというのは白い黒人?。そして三つめめは"Pralinek Eine Weihnachtsgeschichte "。アクセル・ハッケの公式サイト(だと思います)の"Hacke Neu"で紹介されていたのが"Paralinek"。紹介文を四苦八苦しながら読んでみると――これは面白そう! 一度に何冊かまとめて買うことも考えました。しかし、それがプレッシャーになりそうな気もしたので、一冊だけ。クリスマスの話らしい"Paralinek"は今の季節にぴったりかも、そう思ったわたしは迷いながらもこれを注文しました。Amazonからではなく、マーケットプレイスでの取り扱いになるのでまだ届いていません。

 そして、今日発見しました。

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2005年07月11日

ゾーヴァの作品集

4062129043ミヒャエル・ゾーヴァの世界
那須田 淳 木本 栄
講談社 2005-06-04

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 ゾーヴァの絵には何か物語が隠されているような感じがする。見ていると絵の細部あれこれが動き、そして次の場面へと向かうような気がしてしまう。続きはないというのに。続きを読む
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2005年06月11日

間違い電話のその先に

4384040385冷蔵庫との対話―アクセル・ハッケ傑作集
Axel Hacke 諏訪 功
三修社 2004-04

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 「オクムラさんのお宅でしょうか?」
わたしの苗字はオクムラではありません。間違い電話です。こちらへ引越ししてから、たびたびかかってくるので、以前相手に番号を聞いたところ、我が家の電話番号と同じ。どうやらうちの前にこの番号ををオクムラさんが使っていたらしいのです。続きを読む
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2005年05月11日

『ちいさなちいさな王様』(アクセル・ハッケ作 ミヒャエル・ゾーヴァ絵)

 その物語そのものが好きだから、本のあらすじを紹介すると、とても技量不足でつまらないものになってしまいそう。本の面白さを伝えること、そしてその本を通じて話したいことって何なのでしょう。 何度もこの本について書いてみて、結局物語のことばを引用することはやめました。もったいないから。本の中で知ってほしい。
4062083736ちいさなちいさな王様
Axel Hacke Michael Sova 那須田 淳
講談社 1996-10

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