2008年04月19日

つまらないっていいのかなあ?

 わたしが学生時代のころ、外国語学習といえば主に本と辞書とテープでした。ときにはビデオを利用して会話などを学んだりすることがありましたが、ビデオデッキもまだ高価だったので、一人暮らしの学生が買えるものでもありませんでした。もちろん、パソコンもまだ普及していませんでしたし、DOSでした。そう思うと「時代を感じる」と思ってしまいます。十年一昔という言葉が理解できてしまう年齢なのです。
 昔に比べて、語学書もCD付のものが多く、アマゾンのマーケットプレイスで買えばかなり安いものがあります。多少わかればDVDを買って音声を聞きながらというのも出来そうです。いろいろお金をかけなくても、ネットで探すときちんとした教材もあるので驚きました。東外大言語モジュールは各国語が発音や文法など、初級で独習するには立派なものが無料で利用できるのです。IEでないとうまく動作しない部分や、MP3データがわざわざDLしなくてはならない仕様が一部あったりしましたが、解説もあるし、会話の聞き取りなんかは何度も手軽にできます。凄い!
 ということで、興味のある外国語を適当にいろいろ眺めたり聞いたりしていたのですが、気になる会話がありました。

 「日本語」というモジュールがあったので、なんとなく見てみたのです。会話の部分から適当に「人にものをあげる」という部分を見てみたのですが、その際の会話。学生が先生にお土産をあげる場面です。

学生「つまらないものですけど、どうぞ。」

先生「へえ、つまらないものって、何。」

 「つまらないもの」と言われて先生が「つまらないものって何」と返すのってよいのでしょうか。謙虚な学生に対して、先生、ちょっと失礼じゃないのかな〜と勝手に気になりました。実際、知人がお土産を買ってきて「つまらないものですが」と渡されたら「つまらないものって、何」って口にしたら、気まずい感が漂うと思うのですが。

 今はあまり「つまらないもの」という言い方はあまりしないようで、Yahoo!の知恵袋でも気にしている質問がありました。相手に「つまらないもの」と返されて不快だったようです。「つまらないもの」について検索するといろいろ賛否があるようです。相手に対して謙譲な感じを出しても、相手に伝わらなくなっているっていうのはいいのか、悪いのか。謙遜しているとは取らない方も多いようですね。

 外国語学習から少しそれましたが、自分が普段意識しないで口に出している言葉のニュアンスというのは説明が難しいな、と思いました。


posted by kmy at 16:58| Comment(5) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も以前、「つまらないもの」のように謙遜した言い方は外国ではしない、と聞き、確かにつまらないものを差し上げるというのも失礼かな、と思い今はあまり言いません。
奥ゆかしい日本語のようにも思えますが、相手に伝わらない可能性があるので、使用に慎重になってしまいます。
品物を卑下するのは避け、「お口に合うといいけれど…」とか「気に入ってもらえると良いけれど…」とか相手を気遣いつつ、私としては精一杯努力したことは伝えたいところです。
Posted by 二尋 at 2008年04月19日 22:41
iKnow!(http://www.iknow.co.jp/intro)というサイトも自学にはいいみたいですよ♪

それはともかく、こういう例文って日本人が考えるんでしょうかねえ。
言葉は時代に連れて変化して行くので、こちらが言い方を変えたり、また、昔風の言い回しを聞いても挙げ足を取ったりしない大人な対応をするべきだと思いますね。
わたしも気をつけなくちゃ。
口は災いの元、とも言いますしね。
Posted by ヤヤー at 2008年04月19日 22:55
☆二尋さん
このニュアンスが難しいところだな、と思います。
相手に対して謙遜した言い方なのでしょうが、現在は伝わりにくくなっているようで、「つまらない」という表現は避けられているようですよね。
それでも、実際は謙遜した含みで渡しているなあ、と自分自身では思いました。
「たいしたものじゃないけど」という感じで言うことが多いような。
気軽にもらってください、という感じでしょうか。



☆ヤヤーさん
サイトのご紹介ありがとうございます。
どこかへ通うというよりは自習派なので、こういう便利なサイトがあるというのに最初は驚いたのです。
この例文を作成したのは日本人の方も入っていました。
正しいとか、正しくないというより「気になる」感じです。
わたしも「日本語」だからこそ気をつけなくちゃ、と思いました。
Posted by kmy at 2008年04月20日 11:39
わたしは中学生の頃 
ラジオの英会話講座受けてました。
懐かしいです。
最近はテレビの英会話講座もかなり使えるんじゃないかでしょうか 面白く 実用的で。
時々見てます しゃべらナイト とかね!

つまらないもの ですが 
日本は恥の文化 といいますよね
善悪を教える場合も いいか悪いかよりも
そんなことをするのは人して恥ずかしいことだ、
から入るとかね。

そう考えると「つまらないものですが」
は納得の常套句な気がします。

まちがいなく、アメリカにはない文化で
この言葉の訳も難しければ
今後は日本でも段々になくなっていく言葉かもしれませんねー。
Posted by めぐりん at 2008年04月21日 13:19
めぐりんさん
ラジオ講座っていいなあ、と思います。
今年はじめようかと思いましたが、受信できません(大汗)
「つまらないもの」のニュアンス、微妙ですね。わたしはどちらかというと、「つまらないもの」と言われてその意味を汲み取れるほうがいいなあ、と思っています。
「つまらないものなんていらない」という気持ちではないです。

英会話の番組ってたくさんありますが、実は見たことがありません。
うーむ、たまには見ようかと思っているのですが……。
テレビの講座は出ている先生やタレントで見る気が左右されます。
ドイツ語会話は年に数回見るのですが、最近は生徒がお笑いの人ばかりな気がします。
Posted by kmy at 2008年04月22日 10:36
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