2005年11月08日

結婚式で考えた

 友だちの結婚式に出席しました。朝6時半に家を出て、目指すは東京、渋谷のレストラン。行きも帰りも長い時間に電車に乗っていました。こうした移動している時間は目的というよりは完全に手段としての移動であるので、何をしてもいいというのが嬉しいものです。久しぶりに一人で考えたり本を読んだりするしかない、という時間を過ごしつつ、結婚式で友だちの幸せそうな顔を見ていろいろ考えてしまいました。テーマは「結婚」について。


 本当に友達は幸せそうでした。どこを見ても、何を聞いても、本当に嬉しそう。たくさんのフラッシュとたくさんのお祝いメッセージ。真っ白なドレスと新しい指輪。何もかもが輝いているように感じました。そうそう、わたしもこんな瞬間あったはずだった。すっかり忘れていました。
 結婚式そのものより、結婚することについて本当に考えてしまいました。わたし自身も結婚式当日はきっとこの日の友だちのように晴れやかな顔をしていたはず。新しい生活、新しい出来事、ふたりでスタートする瞬間。わたしたちはこれから夫婦になり、知らなかったことをどんどん知るようになり、そしてお互いがお互いを必要とするときにはいつでもそばにいられる、そういう嬉しさがあったはずなんです。結婚する前まではほんのちょっとした共通点を見つけたり、同じものに感動したり、そういうことがひたすら楽しかったのです。ふたりの中の同じものばかりを見ていたように思います。
 それから数年経ってみると、ふたりの共通点からふたりの差異ばかりが目にいくようになってきていました。わたしだったらこういう言い方はしないなあとか、こういうものは食べないとか、本当に些細なことなんですけど。違いばかりが気になったこのごろのことと、結婚したころのことを思い出して考えてしまいました。
 友だちの結婚式で大事なことを思い出した、そんな気がしました。
 共に生きていくというのは簡単なことではありません。違いが広がっていけばいくほどその溝は埋められなくなっていく。違いを認めながらもどこかでまた同じ道を探っていかなくてはいけないんだ、そんなことを思いました。

 全然関係ありませんが、友だちのだんな様の誕生日がハリー・ポッターと同じだったので、なんとなく親しみを持ってしまいました。しかも作者とも同じだ。世の中にはいるんだ、同じ誕生日の人が、と思った瞬間でした。


posted by kmy at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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