2005年10月28日

キノコトリ

 秋です。きのこの季節。このあたりの山では松茸もでるそうです。わたしは実際に生えているのを見たことはないのですけど。
 
 先日、主人が山に出かけてくると言って出て行きました。その後昼寝から起きた子どもが言いました。


子ども「パパはどこへいったの?」
わたし「山で茸採り」

 しばし沈黙。

子ども「ぼく、バロー(スーパーの名前)で『ちゅんちゅん』みたよね」
わたし「?」

 少し前に買い物に行ったスーパーで、「もず」だったかな、鳥がガラスにぶつかって墜落したらしく、下で弱っているのを見つけたのです。「ちゅんちゅん」というのはどうもそのことを言っているらしい。

子ども「ことり、みたよね」

 なるほど! ようやくわかりました。「キノコトリ」は子どもにとって「木の小鳥」だったらしい。パパは木の小鳥を見に行ったと思ったらしい。小さい子って、覚えたことばの中を探って、思いがけないことを取り出すことがあるのが面白いものです。

 でも、これはいただけない――「ワキミズ」。「湧き水」を汲んできたときのこと。

こども「ワキミズってここだよねー」

 手を上げて、脇を押さえながら言いました。ええー「脇水」はないでしょう。それはちょっと飲みたくないな。

 と、こんなことを言っていますが、実家の父が松茸を取ってきたとかで、松茸ご飯を炊いてもらって食べました。そのときのうちの子どもたちといえば「きのこはいらなーい」と言ってよけようとします。あーあー、こういうのを猫に小判とか、豚に真珠とか言うのね。我が家では子どもに松茸と言ってもいいかもしれない。
 山が近い(というか、ほぼ山の中)なので、松茸は高価とか豪華というものではなく、この季節しか取れない旬と、見つけた喜びを食べるもの、そういう感じです。
 キノコトリのお話でした。
 


posted by kmy at 16:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小さな子どもの思いがけない言葉に、はっとさせられることって本当によくありますね。
でも、私はそれを記録しておかなかったのでほとんど忘れてしまいました。
ちょっともったいないです。

それにしても、茸採りや湧き水汲みなどkmyさんは豊かな生活をされているなあと感じました。
Posted by 二尋 at 2005年10月29日 01:06
二尋さん
子どもの発言というのは面白いですよね。娘の通う園では毎年「子どものつぶやき詩集」というのを作るので、そのために気がついたらメモしたりしています。
(キノコトリは下の子ですが)
山が近いのに、わたし自身はあまり山のこと、あまり知らないのです。食べれるきのこを採った事もなく・・・・・・。
Posted by kmy at 2005年10月29日 18:13
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