2008年02月07日

油断は禁物

 先日テレビ番組で嫌なお客のクレームにどう対応するかというのをクイズ形式で紹介していました。そのときに話題になっていたのが、クリスマスプレゼントとして息子におもちゃを買ったのだが、開けてみたら壊れていたというのです。在庫がなく、取り寄せても3日後になってしまうというのです。さて、こんなときに店長が取った対応はどうだったかという内容でした。さんざん文句をつけて、工場までとりに行けとか、大事なクリスマスで壊れていたとは何事だ!と怒る様子を何気なく見ていて、ああいうお客っているんだよね〜と思っていたのです。
 でもって、そのクレームへの対応はというと、店長がサンタの格好で家を訪れ、子どもに「3日後には必ず届けるから」と約束して子どもは「サンタさんが約束してくれた」と喜んでくれたとか。
 しかし、予期せぬ問題をはらんでいたとは気がついていませんでした。

 翌日の夕方、学校から帰ってきた娘がこんなことをいいました。
「昨日の番組でさ〜、壊れたおもちゃをサンタさんの格好したお店の人が届けにきてたけど、あの子のおもちゃ、おうちの人が買ったんだね……」

 どきっ! そうだ、そうだった! もしかして、娘が何かを知ってしまった?

「でもさ〜、うちには『本物』のサンタさんが来ていたんだよね?」

「……うん、そうだよ」

 見ていたときにはあまり考えていませんでしたが、子どもはちゃんと自分なりの興味でものを見ているんですね。単にそういうクレーム処理という観点でしたか見ていませんでした。すごーく緊張しましたが、一応「サンタさんはうちには来る」ということで納得していたようではあります。
 時期はずれではありますが、サンタ危うし、でした。


posted by kmy at 18:59| Comment(5) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
kmyさん、こんにちは。
私は子どもが小さかった頃は、クリスマスの時期、こうした番組に非常に神経質になっていました。サンタのサの字でも言おうものなら、なんとか理由をつけてチャンネルを換えたりしていました。大人が作る番組である以上、どうしても「サンタはいないもの」という視点がどこかに入ってしまうように思って。
しかし、この時期にやられるとは、油断しますよね。
とにかく娘さんの夢が壊れなくて、本当に良かったです。


Posted by 二尋 at 2008年02月07日 22:43
参りました!
これはホントに焦りますね。
やっぱりオトナの目でばかりものごとを見ていると、思わぬ落とし穴にハマってしまいそうです。

そのうちなんとなくわかってしまうものなのでしょうが、
こんな番組のせいで(失礼!)親子の楽しみがひとつ減ってしまうのはちょっと悲しいです。
Posted by ヤヤー at 2008年02月08日 00:18
kmyさん、たいへんおもしろいお話を紹介してくださって、ありがとうございます。

みなさんのおっしゃっているとおり、番組制作者もみなオトナの目でしか見ていなかったのでしょうね。こういう番組は子供たちが寝た後の時間帯に放映してくれるとよかったのですが、オトナの目でしか見ていなかったから、そういう配慮もできなかったのでしょう。
Posted by みちえ at 2008年02月08日 01:29
こんにちはkmyさん。
お店の人の対応 すばらしいわー。

ちょっと話しがずれるけれどこんなことがありましたよ
。クリスマスシーズンでした。PTAの集まりで低学年のおかあさんたちと話しをしていました。お茶をしながら話題はクリスマスプレゼントのことでもりあがっていました。
なにげなく「Bさんちはなにをあげるの?」と聞くと
「家はクリスマスの習慣がないの。お正月ように服を買ったりボードゲームを買うことはあるけれど ケーキを食べたり サンタさんが来ることはないのよ」と言われました。
へえーっ と皆 大げさにならない程度の声があがりその後なんとなくクリスマスの話しは立ち消えになりました。

考えたらなくても全然おかしくない行事ですよね。
そういう家庭があってもおかしくないことです。
でも今の時代、こどもに「家にサンタさんはこないよ」と小さいこどもに説明するの大変だろうな、と思ったら Bさんの強さに感服です。
まさか「クラスの子たちのプレゼントは皆親が買ってるのよ」なんて言わないだろうし。うーんそこんとこ Bさんにこっそり聞いてみたかった・・・。
皆の前で堂々と言えることもすごいわ。きっとBさんは 日本の伝統季節行事のほうをだいじに思ってるんじゃないかな。

・・我家はわけあってサンタはこないけどケーキは食べます!



たいへんおもしろそうなので「階段の悪夢」図書館にリクエスト中です♪
Posted by めぐりん at 2008年02月08日 10:50
☆二尋さん
サンタという存在の解釈が単に「親がサンタと偽って買い与える」というものではないと思っています。
そのあたりをどう子どもが受け止めるかというのは子どもに委ねられるとは思いますが、親としてはうーむ、悩みます。
子どもは子どもなりに思い描くもので解釈してくれているようで、嬉しくも思いました。
まさか2月にサンタのことを心配するとは。


☆ヤヤーさん
番組的にはただ単に「よいクレーム処理」という感じだったのでしょうが、これで「サンタというのはお店の人だった」とかになってしまうと寂しいですね。
サンタという存在を通しての気持ち、みたいのを大事にしてほしい気がしています。
大人は気がつかなくても、子どもは敏感ですね。



☆みちえさん
時間的には微妙で、夜の9時からの番組でした。
我が家は9時に子どもは寝ることにはなっているものの、たまたまお茶飲むか何かで起きてみていたのです。その後寝たはずですが、きっと「サンタ」について悩みながら眠ったのではと思いました。
製作者もサンタに対する夢を壊すつもりはなかったのでしょうが、子どもから見たらどう思うかまでは考慮されていなかったのでしょう。
大人の目、子どもの目という違いを感じた日常の一こまでした。



☆めぐりんさん
Bさんは筋が通った考えだと思いますし、いろいろな形があっていいと思います。
ある意味うらやましいです。
サンタさんに関して、結構考え出すと難しいな〜と思います。
わたし自身は誰か唯一のサンタという「人間」がいるというのではなくて、そのサンタになれる、サンタの目線、という気持ち、サンタが見ていてくれる、サンタがくれるという気持ちみたいなものを感じ取りたいと思っているのですが、なかなか難しいものです。
クリスマスだからという理由で何かできるのも楽しみ、そういうときにしかできない楽しみも味わえるのかもと思うと結構好きな行事ではあります。

『階段の悪夢』は他館から借りましたが、金銀のきれいな本でした。こういういのは所有して時々読むのがいいなあと思いつつ、やや値段高めで悩みます。
Posted by kmy at 2008年02月08日 13:29
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