2007年10月16日

緊張させる材料

 実りの秋、収穫の秋。この時期、緊張するのはきのこです。特に松茸と呼ばれるありがたい(?)きのこ。
 山近くに住んでいるので、近所のだれそれさんは松茸採りの名人だとか、今日松茸が採れただとかいう話を聞きます。この間、「松茸が採れた」ともって帰ってきてくれたのです。ええ、松茸? どうしよう、どうしよう。

 で、何にして食べたらいいのでしょう? 松茸といえば松茸ごはんですが、その前々日に母が作ってもってきたので、違うものにしたほうがよさそう。一応家族に聞いてみる。

「松茸料理といえば何がいい?」
「じゃあ、土瓶蒸し」

 土瓶蒸しねえ、うちには土瓶はない。でもって土瓶蒸しって作ったことないし、うまく作れる自信なし。松茸をよく食べるお宅では「土瓶」があるのでしょうか。それもちょっと気になる。
 松茸は買えば高額、採ればただ、という極端なもので、世間一般では「高級」に分類されています。山ほどもらうきゅうりやなすに比べても傷みも早いし、早めに何か「美味しいもの」に変身させねばと緊張を強いられます。冷蔵庫に入れているだけでもどきどきします。ああ、どうしよう、どうしよう。土瓶蒸しは無理無理。松茸ごはんもパス、となると?

 考えた末、小さい松茸が2本ということもあり茶碗蒸しに決定しました。これなら大丈夫、のはず。卵以外の材料がないので買いに走ります。ちなみにうちには大きな蒸し器がないので(汗)、茶碗蒸しはめったに作りません。圧力なべでできると書いてあるけど、前回作ったときもいまひとつ不安だったし。今回は初めてオーブンレンジの茶碗蒸しメニューを選んでみることにしました。これで失敗したらどうしよう。やっぱり緊張させるよ、松茸。
 オーブンレンジの自動メニューというボタンはいろいろありますが、どれもこれも使うことはほとんどありません。バターケーキを作るのにバターをやわらかくできるという番号があるので使ったところ、見事にバターが溶けてしまい、100gのバターがかなり勿体なかった覚えがあって、信用はしていなかったのです。
 思ったよりレンジの性能はいいらしく、きれいに出来上がりました。味も上々。よかったよかった。一緒にいれたぎんなんや鶏肉できちんとした料理らしくなったのも満足です。
 松茸は一度でいいな〜と思うのでした。次回採れたら、どうしよう? さすがに「松茸パン」はないから、ね。


posted by kmy at 14:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わぁ、これはホントに…!
松茸なんぞ載ることのないわが家の食卓ではありますが、こういうお話を聞くとないほうがいいかもと思ったりして。

で、やっぱり香りのほうが美味しいんでしょうか?松茸?
このトシになって今さらどこかに食べに行ってみるのも、家庭で買って料理するにも贅沢すぎるなぁという食材ではありますよね。
これはやっぱりkmyさんちのご近所に採りに行ってみる?(笑)
Posted by ヤヤー at 2007年10月17日 21:35
ヤヤーさん
うちの娘は「匂いがくさい」「ぎんなんはおいしい」と罰当たりなことを言ってました(笑)
いわゆる松茸の香りとしゃきしゃき感は味わえます。
高級食材が美味しいかどうかというのは「感覚」なのかなあと思ったりします。
季節感を味わうということで、自然のめぐみのひとつとして楽しむのが一番なのかもしれません。
家で材料として使うには普通のきのこのほうが味噌汁やなべに入れられて気が楽です。
採る方もその「採れた!」っていうのが楽しいのですよね。くじにあたったようで。
わたし自身は松茸が生えているのを見たことがないので、たまには山に行った方がいいかもとふと思います(汗)
Posted by kmy at 2007年10月18日 10:57
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