2005年08月17日

夏祭り

 お盆に行なわれる夏祭り。夜店で目を引く色とりどりの金魚たち。夏祭りに金魚はつきもの。だけど……。
 金魚すくい、夏祭りではとても人気。子どもたちが百円玉をいくつもにぎりしめながら、あっちこっちとお店を眺め、そしてポイを受け取ると水に浸して金魚を追い立てる。そうはいっても金魚もなかなかつかまらない。残念だったね、と破けたポイと交換に3匹の金魚を袋に入れてもらい、祭りのあいだ金魚はあちこちの店を一緒に回る。そうしているうちに邪魔になってくる。思い出すのは家についた頃。そういえば、と袋を見ると――金魚はすでにぐったりとして、ぷかぷかと仰向けに浮いていた。
 残った数匹の金魚を昨年買った水槽に移し、電源を入れて餌をやって……一応の世話をしてみるものの、毎日一匹、また一匹と死んでいき、とうとう4日目にはいなくなった。
 夜店で泳ぐ金魚。運試し? 捕まえられるか試してみようという気持ちになる。その捕まえたという「瞬間」を手に得ること、それが金魚すくいの醍醐味で、金魚が欲しいとか買いたいとか、かわいいとか、そういう遊びではきっとない。だから捕まえた金魚も、おまけでもらった金魚も、どちらも水の入ったお荷物でしかない。金魚すくいの価値は「すくう」という部分。水ふうせんやスーパーボールと違って動いているからこそ、獲れた瞬間の満足感は高い。そのあとの金魚って抜け殻のような感じがする。
 だけど、毎年お祭りの後の数日間で我が家の金魚は死んでしまう。毎年お祭りの金魚すくいを見ていると、哀しいような気持ちになってしまう。こうして夏のあいだは毎年何万、何十万という金魚が消えているのでしょう。

posted by kmy at 20:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほんとに、金魚さんは「その場限りの存在」ってかんじで、ちょっと可哀想ですね。一度、子供たちがすくった金魚が4ヶ月くらい生きたときがあって嬉しかったです。
Posted by ビアンカ at 2005年08月18日 07:53
持ち帰った金魚、なんだか申し訳なくて……少しでも長生きして欲しいと思いますが、金魚はすくったらすぐに家に帰らないと弱ってしまいますね。そういうことも反省しなくては、と思っています。
ビアンカさん、コメントありがとうございました!
Posted by kmy at 2005年08月18日 16:06
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