2007年09月14日

『漂流物』

 絵だけで物語る、それがウィーズナーの魅力です。この絵本の概略がアマゾンに書いてあったのですが、蛇足という感じ。言葉で伝えるのではなく、絵から「感じる」楽しさ、心地よさが味わえる絵本。
4776402386漂流物
デイヴィッド・ウィーズナー
ビーエル出版 2007-05

by G-Tools

 言葉がないからひとつひとつの絵をじっくり見つめることができる。そこから熱い砂の感触、打ち寄せる波の音、水しぶきの冷たさ、フジツボのついたカメラの手触り。次々に生まれる感覚。海の中にある異世界から生まれていく物語の続きは?
 波とともにまた運ばれていく様子はまだまだ続く物語の余韻を感じます。海を漂いながらさまざまな世界を見つけられる、そういう絵本です。


posted by kmy at 14:12| Comment(7) | TrackBack(2) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TBいらっしゃいませでした〜♪

これ、図鑑と比べてみたわけではないですが、かなり正確に魚介類を描いてると思います。自分がカメラになって、魚たちに案内されてるような気持ち。

世界はつながっているんだよ。
そういうメッセージを感じるとともに、こうやって次のだれかを楽しませたいという気持ちがあれば、争いなんてなくなるはずなのにな、とも思いました。

ところで、新しいテンプレですね♪
たくさんの雫がキレイです。
Posted by ヤヤー at 2007年09月14日 22:29
ヤヤーさん
やっと読めました。やはりウィーズナーはいいですね。地球のどこかの誰かとつながっている、確かにそう思います。次の誰かに当てて、というその気持ちが素敵です。

少々シックにデザインを変えてみました。でもコメント欄と記事欄の枠の幅がなぜか合わない……のが気になっています。
Posted by kmy at 2007年09月15日 15:57
テンプレ違うと印象違いますね。
この本、先週本屋さんでじっくり立ち読みしましたよ(笑)
なんだか、波長があったようで驚いてしまいました。
Posted by 香香 at 2007年09月15日 22:59
香香さん
ウィーズナーの絵本はどれも気に入っています。
じっと眺めてしまう、言葉がないからこそ、かもしれませんね。見ていて、水の音とか、魚の泳ぐ揺らぎとか、そういうものが感じられます。

時々デザインを変えたくなります。
写真やイラストは得意ではないのでフリーの画像を利用してCSSを直していますが、だんだんネタ尽きてきたかも。
テーマは「雨」なのですが雨という写真や画像、雪に比べてかなり少ないような気がします。
Posted by kmy at 2007年09月16日 15:20
はじめまして。

>この絵本の概略がアマゾンに書いてあったのですが、蛇足という感じ。言葉で伝えるのではなく、絵から「感じる」楽しさ、心地よさが味わえる絵本。
本当にそうですよね。
これは、実際にページをめくってこそのおもしろさだと思います。

私も児童書が好きなので、またお邪魔させていただきます。
Posted by ぐら at 2007年09月19日 22:25
素敵な絵本ですね!
「かようびのよる」「セクター7」の著者なのですね!!我が図書室には、この2冊はないのですが、これは置きたいなあ。
魚や海が好きな子がたくさんいるので。
「ミッケ!」が大人気なことからもわかるように、子どもにとって絵だけで語りかけてくる本はむしろ違和感ないのかもしれません。

ところで、新しいテンプレ本当に素敵ですね。
kmyさんのセンスが伺えます・・・。
前のも素敵だったけど、どうやって作っていらっしゃるのですか?
Posted by Helenaヘレナ at 2007年09月20日 12:05
ぐらさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
言葉のない絵本というのは絵をじっと見てそれを感じるというのが面白く、ウィズナーの絵本もじっとその世界に浸ってしまいます。
ぐらさんのブログ、拝見しました。幅広い読書をされていて、素晴らしいです。未読で気になる本がいくつもあって、読まねば〜と思うこと、しきりです。TBありがとうございました。



ヘレナさん
「読み聞かせ」というと文章がないと困るのかな、とふと思うことがあるのですが、絵だけという本は絵だけだから自分なりの解釈ができていいな、と思います。
Seesaaはデザイン変更が割りと簡単なのではないかと思います。
管理画面のデザインからひとつ選んで、そのCSSの色や記事の幅などを指定しなおして、ブログのトップ画像をUPして指定しています。
写真を撮るセンスはないので、借り物なのですが。
このもともとは「若葉」というデザインなのですが、背景色を変えて写真を入れ替えたりしていると印象が変わって面白いです。
Posted by kmy at 2007年09月20日 14:47
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『漂流物』、あるいは郵便物。
Excerpt: 『漂流物』。 David Wiesner、これで三度目のコールデコット賞を受賞。 文章は一切なく、絵を読む絵本です。
Weblog: おかめはちもく。
Tracked: 2007-09-14 22:23

『漂流物』 デイヴィッド・ウィーズナー
Excerpt: 最近放送された「探偵!ナイトスクープ」で、青森県から沖縄の島に流れ着いた漂流物を巡る依頼があった。現地の人が偶然見つけた手紙を詰めたビンは、海流にのって数年かけて遠...
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