2007年05月27日

文学を読む

 先日DSで日本の有名な文学が読めるソフトが出るというニュースを見たので、ちょっと気になっていた(文学コンプレックスがある、と思う)。有名なのに読んだことがないものも多い。1冊あたり38円というソフトらしいが、気になるのは中身。しばらく前にチェックしようとしたら開発会社のページが表示できなかった(アクセス集中)ので、今日になって眺めてみたのです。

B000PVEZ0A一度は読んでおきたい日本文学100選
スパイク 2007-07-26

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収録作品について
一度は読んでおきたい日本文学100選のページ

 もともと版権が切れたのは青空文庫で読めるのですが、パソコンで読書って辛いものです。姿勢が一定、見つめる方向が一定。IEはまだいいのですがFirefoxはルビが出ないので括弧の中にふった読みがなんとなくうっとおしい。
 1冊38円なら文庫買うより安い?と思ったのですが、そこは言葉のレトリックがあります。家にあるのもある――梶井基次郎のうち2つと中島敦のうち5つは同じ本に入っている。夏目漱石も3つ同じ本に入っているのがあるなあ(読んでないのもあるけど)。宮沢賢治もあまり好みではないけど、ほとんどあったような気がする。夢野久作の「瓶詰地獄」は読んだことがあるけど、たぶん読み返したいとは思わないし……この中で読んでおきたいのは太宰治かな。短編集だと一冊にいくつか作品が入っているので「一冊38円」ではないですね。一作品38円だ。

 文庫とハードカバー、古本と新品、あまりこだわりはないけど、その文字の大きさと本の厚さや作品の長さが視覚、触覚でわかるというのが好きです。ソフトでいつでも読めるのは魅力かもしれないけど、絶対に読まないものがある。とりあえず森鴎外の短編集はやっぱり家にあったほうがいいな、と思うのでした。

4101020051山椒大夫・高瀬舟 新潮文庫
森 鴎外
新潮社 1968-05

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posted by kmy at 20:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
DS そこまできましたか。
でも私も 小説は本というカタチで読みたいです。
表紙も ニオイも 手触りも楽しみたいですよね。

とかいって 先日図書館で朗読CDを借りてみました。長いドライブの予定があったのでお供にと。
向田邦子と宮本輝です。なかなかいい!
苦手な古典もこれで制覇か!?
でも、読んだ、って言えませんよね・・・。
邪道かしら?
Posted by めぐりん at 2007年05月31日 23:12
めぐりんさん
DS、サイズが文庫くらいと思っていたけど、画面はよく見たら文庫の1/4くらいでした。うーん、読みにくいかも?
面白いものでも、「あと何ページくらいだろう?」とぱらぱらめくって見て、このくらいなら読んじゃおうとか、ちょっと多いから今日はこの辺りでやめよう、と思う時ってありません?
パソコンで読むのもそうですが、スクロールバーの長さではなんとなくその「もうちょっと」とかいう感覚がつかみにくいです。
音読CDはいいかもしれませんね。
語学学習に張り切っていたときは熱心にテープ(←昔だ…)を聞いたりしましたが、言葉の音を聞くのはいいかも、と。
音だけだと「今、何だった?」というのないですよね(笑)
Posted by kmy at 2007年06月01日 13:38
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