2007年05月24日

"The Arrival"

0439895294The Arrival (Boston Globe-Horn Book Awards (Awards))
Shaun Tan
Arthur a Levine 2007-10

by G-Tools



 装丁が凄くいい! 古びたアルバム風で写真が貼り付けてあるような感じ。かなり大型本なのですが、その重量感を含めて本である楽しみが詰まっています。


 謎の植物(?)がはびこって、とある一家の父親は新しい地を見つけために旅立ちます。そこでの出会いにしんみり。ここで描かれている世界は完全なる異世界。食べるものも家も、そして生き物も想像で描かれています。だからどんな人にとっても新しい世界への出発であり到着である、そういう「絵本」です。
 「絵本」とはいうものの、作者いわく日本の漫画などに近いつくりで、言葉は一切ありませんが、その絵でいいたいことを表現しています。コマ割り風の絵がいくつも並び、自分の言葉、音、そういうものを感じながら物語が流れていきます。100ページ以上あって読み応えも十分♪

 中身を見ずに「これはプレゼントにしたい!」と1冊買ってざっと見たのですが、思った以上にいい本でした。早速もう1冊と思ったところ品切れに……。これまでの分は売り切れていて2007年10月に再販されるようです。自分の分は後回しにして贈ったので、10月が待ち遠しいのでした。


★ショーン・タンさんのインタビュー記事
Australia-Japan Pty.Ltd.
インタビュー/イラストレーター・絵本作家 ショーン・タンさん[2007-03-19]


posted by kmy at 16:45| Comment(4) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わぁ〜、素敵な絵本ですね。
このノスタルジックな感じ、すごく好きです。
装丁のいい本って、本当にプレゼントしたくなりますね。
早速 本屋さんに行ってみるわ!
Posted by noel at 2007年05月24日 22:44
noelさん
実際に手にとって見ると、重量感はアルバムのようで、男の人と謎の生物が映っている写真がはめ込んであるよう(その写真の部分はつるっとした紙)で、周りは少しざらっとした紙でできています。
翻訳されないままで十分楽しめるので、日本版はでるのかな?と思っているところです。
ノスタルジックな異世界、ほっと温まる人とのふれあい、そんな感じです。
Posted by kmy at 2007年05月25日 15:04
これやっぱりほしいですね〜。
きのうアマゾンからギフト券が届いたので、オーダーしてしまおうかなぁ。
とりあえずウィッシュリストには載せたけれど。

インタヴュー記事も興味深く拝見しました。
「移民」はひとつのキーワードのようですね。
ずっと日本に住んでいて、ここが根っこだと思っているわたしたちだって、ホントは大陸からの血が・・・と思うと、いろんなものごとの捉え方が変わって来るようです。
Posted by ヤヤー at 2007年05月27日 00:11
ヤヤーさん
いいでしょ♪
秋口に予約入れようかな、と思っていますが、早めの方がいいのかな。
特別発売日に欲しいというこだわりはないですけど、あまりに人気が集中したらどうしよう?などといらない心配をしてしまいます。
インタビュー記事は本自体に言葉がないので、作者の思いが伝わってきてなかなかいいものでした。
Posted by kmy at 2007年05月27日 14:19
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