"Закон улитки"「カタツムリの法則」途中経過。やっと50章まで読了。エピローグ入れて50/108、279/527ページです。最近ちょっとだけ読む速度が上がった、と思う。単語を一括で調べて、章毎の通し読みで読書。日本人にはなじみのない地理や文化があるので、ときどき調べたりしては、全然知らないロシアのことが分かったりして面白い。「カフカス人のようで、チェチェン人でない」と書いてあるが、カフカス人とチェチェン人の区別がよくわかない。これは調べてもわからなかった。チェチェンは紛争で有名な地域だが、名前だけしか知らなかった。パイプラインがあることなど描写されていて、ロシア語ではなくチェチェン語を話すことやイスラム教徒の地域だとわかった。ついでなので、池上彰氏の本でチェチェン紛争を読んだ。
池上 彰
集英社 ( 2008-06 )
ISBN: 9784087463125
周辺のロシア連邦の共和国についてはほとんど知らなかったが、この小説ではゲスタン人を知った。アゼルバイジャン語、アヴァル語が話されているとウィキペディアで知る。小説では通訳としてロシア語とチェチェン語を操る青年が出てくる。レピョーシカというパンがおいしそう。普段イメージしているロシアとは違ったロシアを感じる。現代のロシアで、実在の地名が多く出てくるのがまた面白い。
ロシアのアニメの絵がついたコップという描写で知ったロシアアニメ。有名なチェブラーシカのほか、"Ну, погоди!"(ヌー、パガジー)と"Винни-Пух"(ロシア語版くまのぷーさん)。くまではなくたぬきかと思った。
まだまだ物語がどうなっていくか全然わからないのがまたわくわくする今日この頃。