2007年04月02日

古いソフト、昔好きだったもの

 子どもがPCでゲームやる〜と言うので、CD-ROMをドライブにいれましたが、しばらくするとエラーメッセージが表示されました。"continue"を押した後、しばらく起動しましたが、突然動かなくなりました。使っていたソフトはBBC製のPINGUのソフト。ゲーム画面からピングーだけいなくなりました。なんだか逆に「ピングーだけいないっていう画面を見たことがないな」と思いました。このソフト、年季入っているから、そろそろピングーもお疲れかもしれない。画面の外でじっと佇んでいるのかもしれない。そんな感じに見えてしまいました。

 Win95用パソコンを購入してまもなくのころ、かれこれ10年前です。もう10年前なのね、というのはさておき、やりたかったことがネット(パソコン通信含む)でした。当時流行っていたのはML(メーリングリスト)。従量課金だったので、少ない時間で効率よく情報を得てコミュニケーションを図るには適したものでした。当時、ピングーファンのMLに入っていたのです。その当時はネット上でなんでもというわけにはいかなかったので、パソコンを使うためにいろいろとソフトを購入することもありました。
 MLでピングーのソフトがあって購入したという投稿がありました。これがまたイギリス製のソフトで英語版のみらしいよ、という話。オンラインショップはおろか、アマゾンジャパンもない時代、洋書などの外国製のものを買うのは敷居はまだかなり高いものでした。そのMLで、まとまった数の注文が取れれば送料も安くなるし、イギリスへ直接注文して送ってもらうことができるから、共同購入しませんか?という話があったのです。――もちろん、飛びつきました。今に比べると、パソコンでのコミュニケーションも「どこのだれさん」がはっきりしていたので、ハンドルはこうだけど、本名はこれで住んでいるのはここ、ということをお互い知らせることも多かったのです。詐欺もまだ少なかったから、個人情報を知らせることもあまり躊躇せずに、その取りまとめ役の人に住所や電話番号を知らせてお金を振り込んだか現金書留だったか?忘れましたが、入金し、何人かでまとまってイギリスから購入したのです。送料もかかったし、結構高かった覚えがあります(5000円以上した?)。これが冒頭で子どもが遊んでいたソフトです。10年前のだけど、意外と遊べるものです。なんだか不思議。10年前のパソコンは使い物にならない(というかだいぶ前に処分しました)のに。
 対象年齢が3〜6歳なので、はっきり言って大人のわたしはただかわいいだけ、コレクターアイテム的に購入しただけですが、こうして子どもが生まれたあとは意外と役に立ちました。しかし、Win95用なので、XPになってからスクリーンセーバーは起動しないし、やっぱりバージョンがうまく合わないのかな、エラーが時々出ます。先ほどアマゾンで見たらその後日本語版が出たそうで、3000円弱で売っていました。あのときはあんなに買うのも大変だったし、イギリス版しかなかったのに、と思うと少々気持ちは複雑です。
 あれ?! 検索してついでに表示されたピングーのデスクトップアクセサリーというソフト、マック版がユーズドで8500円で出てる! これのWin版も持っていました。本当につい先日、1ヶ月も経っていないはずですが、たぶん処分したはず。ピングーが好きだったことは確かですが、何かと処分する時期に来たと思い、思い切ってこのソフトはさようならしたはずです。もしかして、売れた? 後になってこういう値段は見るものではないですね。本当にこの値段で欲しい人がいるのでしょうか。気になる。

 昔好きだったけど、今は物凄く熱狂的に好き、というのから離れてしまったピングー――そういうことはいろいろなことであるかと思います。「昔好きだったもの」は「今好きなもの」とは違うし、「ずっと好きなもの」とも違うと、自分でははっきり区別がつくものです。では、変わらずに好きだと自分にうそをつかず言えるもの、何だろう? ふと考えてしまいました。そう思うと、ずっと好きなのは安房直子さんの童話のいくつかかもしれません。いつ読んでもいいなと思える部分があります。子どものころも、今も。
posted by kmy at 15:32| Comment(8) | TrackBack(0) | PCとネットと、ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ピングー、勤めていた保険会社のキャラクターだったことがありました。
販促ツールの絵本を集めたことも、いまは昔です(笑)。
クレイアニメだったので、そちらも面白く見てた憶えがあります。

それにしてもほんとうにいつまでも好きなものっていうのは、いつの間にか傍にある、邪魔にならない、飽きないもの・・・ですね、自分にとって。
それは何だろう、といろいろ考えてます。
ものじゃなくて、何かすることもそうかなと思ったり。
熱烈に夢中になったことほど冷めるときは急激かもしれません。
そうではなくて、つかず離れずそこにあるものがすきなもの、なんでしょうかね。
Posted by ヤヤー at 2007年04月02日 23:13
ヤヤーさん、引き続いてありがとうございます。
気になりだすと、そこに意識を集中させて狭く深くというタイプなので、ビデオも当時買いました。
今では子どもも見なくなって嵩張っています。
でも、あのビデオも見ていると奥が深くて、ピングーは左利きなのかもしれない、とかね。
ビデオの初期のものが一番好きです。原作者がなくなった後のピングーの性格は少し悪くなりました。当時MLの友人とそのことについて深く話し合ったことがあります(笑)

いつまでも好きでいられることというのはそう多くないものですね。
無理やり好きだと思い込ませるものではないので、自分にとって、と思い起こしたりします。
熱中しすぎると、冷めるということはやはりあるのかもしれません。静的なもののほうが続くかもしれませんね。
Posted by kmy at 2007年04月03日 13:44
オンラインショップとか、個人情報の扱いなど、インターネットの世界も随分変わったのですね。Win95用パソコンを98年に買ったので、あまり以前のことを知りませんでした。

それにしても、私には「昔好きだったもの」がありすぎて、今大好きなスネイプ先生もそうなっていくのではないかとこっそり危惧しています。熱し易く冷め易いんです。ずっとずっと好きでいたいのですが。
ん?でも夫はずっと大好きか(のろけです)
スネイプ先生もそんな存在になって欲しいものです。
Posted by 二尋 at 2007年04月04日 22:06
二尋さん
わたしが買ったのが97年なので、同じくらいですよね。それ以前のDOSのパソコンもあったのですが、表計算のロータスとゲームにしか使ったことがなく、ソフトをインストールすることもできませんでした。
好きなものもだんだんと好きの度合いが薄れてくることを感じたりします。少し寂しいものですが。
ずっと好きなだんな様、いいですね♪
二尋さんのご家族はみなさん仲良さそうで、いいなあ、と思います。息子さんとのご旅行も羨ましいです。
スネイプ先生は7巻のこともありますから、今後どういう印象を持つか気になります。3巻では結構嫌いだったのですが、でも、4〜5巻でまた裏返りましたし。本の登場人物というのはいつまでも色あせないような気もしますね。
Posted by kmy at 2007年04月05日 09:33
私は好きなものはかーなり多いですが、
熱しやすく冷めにくいタイプで(笑)。でも、後からあんなに好きだったのに・・とか思う時が
来るのかも、と思うと少し寂しいですね。大事に守ってきた物は、ずっと守り続けたいなーとも思います。
私は基本的に、昔も今も好きなものは
あまり変わらないのですが・・・
特に、「本の登場人物は色褪せない!」本当にそうであってほしいな、とは強く思います♪

kmyさんのお話を聞いていると、ネット界の敷居は低くなって便利になった反面、コミュニケーションの面では高くなってしまったんだなぁと実感しました。やっぱり紙一重ですね。

敷居を越えて出来た繋がりは、やっぱり大事にしたいものです。
・・時間をかけて、大事に守ってきたものだから、これからも大事に守っていこう、と。
Posted by みずき at 2007年04月05日 10:38
みずきさん
好きなものをどれだけ好きでいられるかは自分自身の取り巻く環境にも左右されますよね。
独身時代に好きだったものは結婚すると少しずつ離れて行ったりしました。
逆に子どもが生まれると子どものころ好きだったものがあれこれ想起されてきて、20代半ばに比べると絵本、本をより読むようになりました。
そう考えると、本の中の世界は意外と残っているものだと思います。
ネットで好きなことを手軽に話し合えるようになりましたが、相手の熱が冷めてしまうと、少し寂しい気分になります。わたしはまだ好きなのに、相手は卒業してしまった、という感じでしょうか。
このあたりの感情は自分が好きなときと自分が冷めたときと、いろいろ考えます。

はじめた当初はパソコン通信のほうがメインだったので、「会員制」ということでどこの誰というのがわかったし、メールを送ると本名が表示されるようになっていました(今考えると凄い!)
ネットで「話す」関係は距離は遠くても気持ちは近いというか、そういう関係はなかなかいいものだと思っています。大事にしていきたいものです。

Posted by kmy at 2007年04月06日 10:49
初めまして(^-^)
何年も前の記事にコメントしていいものか
悩みましたが…
検索して辿り着いた記事にコメントさせていただいています。

1997〜1998年頃にピングーにハマって
MLに参加していました。
英語版ゲームを購入した話も覚えています!
当時の私にとっては高額だったので断念しましたが(^-^;)

ML、今思えば個人情報大公開でしたね(笑)
名簿も作成されて結構な人数が集まって
情報交換していたことが懐かしいです。
私はオフ会にも参加しました(^-^)

転職して環境が変わったことでMLを退会して
同時にピングー熱も冷めてしまいました。
ですが、今見てもかわいいと思う自分がいます。

最近、4歳の娘がピングーのビデオを見ています。
やっぱりお話はいいなぁと。(*^-^*)
熱狂的になってしまったのはグッズのせい?!
お話だけだったらずっと冷めずに好きだったかも…
とふと思いました。
そんな時にネットで検索していたら
こちらのBlogに辿り着きました。

MLのお仲間を見つけることができたのが
嬉しくて懐かしくてつい長々と(^-^;)

大変失礼しましたm(__)m

Posted by KanKan at 2011年04月09日 01:28
KanKanさん
もしかすると、はじめましてではないのでしょうね。MLに参加されていた方にこうしてまた出会えLとは奇遇です。嬉しく思います♪
英語版ゲーム、当時はこういう方法で海外から直接購入できるなんて、パソコンって凄い!と思いました。当時はハンドルはこうだけど、実際はどこの誰というのが大体分かる世界でしたよね。
オフ会は静岡で参加したことがあります。主催者のKさんが来てくださったのは覚えています。今でもサイトがあって、ちょっと嬉しく思いました。

ピングーの物語の世界が好きで、ビデオを見ながら研究する派でした。ピングーは右利きなのか、左利きなのかとか。midiで手回しオルガンの曲を作り、ホームページも作っていた時期があります。結構熱心にはまっていましたし、ピングー展も行っていました♪懐かしいな。
結婚式のとき、最後にちょっとしたお菓子とかを配ったりしますよね? そのお菓子代わりにピングーの耳かきを出席者に配ったほど好きでした(笑)

今はピングーは旧友の感じでしょうか。一時期を一緒に過ごした友人のような懐かしさを憶えます。

こういう古い記事を目に留めて、懐かしい話題を頂くのって、嬉しいですね、ありがとうございました♪
Posted by kmy at 2011年04月09日 14:17
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