2005年05月19日

手作りから既製品に。

 ブログって「簡単、きれい、早い」という三拍子揃ったシステムだと感じます。 
 ブログは特別な作成の知識を持たなくても、ブログサービスで提供されているテンプレートを選べば、プロのデザインを使うこともでき、好みや四季に合わせての変更も即座に可能です。更新は記事を書いて保存ボタンを押すだけという手間いらず。ページ作成→ローカルで確認→アップロードという手順はずっと続けているとそれほど面倒だとは思っていませんでしたが、あまりの手軽さを改めて確認したところです。
 さらに特別な掲示板を設置しなくてもどの記事にもコメント可能、さらには「相互リンクお断り」なんていう有名サイトの冷たさもどこへ、トラックバックというリンク送信機能のおまけつき。
 昔むかし、初めて自分のサイトを作ったときとは大違いです。ネットにつなぎ始めたころ(1997年頃)は、ページを作ること自体が趣味であり目的であったような気がします。だから、わたし自身もホームページを趣味として「作ってみたい」と思ったのです。テーマとして当時好きだったクレイアニメのキャラクターのページを作ろうと思い立ちましたが、そのキャラクターの公式サイトの画像を使うわけにも行かないので、それらしい雰囲気を保ちつつ、そのキャラクターそのものの画像、似せた画像などにならないように画像加工ソフトでボタンなんかも作りました。それをHP作成ソフトで配置して、そこからいくつかページを作って話題を分類し、当時のプロバイダがもちろんCGIは禁止なので無料の掲示板を借りました。辛うじてカウンタは可だったので、カウンタの作り方というのをプロバイダのヘルプを見ながら設置し、さらにmidiも自作し鳴らしました。今思うと、本当に下手ながら画像を作ること、ページをレイアウトすること、リンクを貼ることなど、作ることそのものが面白くて、作ることそのものが趣味だった、といえるような気がします。(もちろん、中身の記事には力を注ぎましたが……そのページは閉鎖してしまいました)
 昔のホームページはハンドメイドの手工芸でありました。作ること自体が趣味、作れること自体が特別だった時代は過ぎ去っていきました。現在のブログももちろんカスタマイズできますが、ブログサービスではある程度のものが用意されていて「ここから選んで」という感じがします(お店みたいです)。個人で使うものが手作り品から既製品になってきた、手料理がファーストフードになってきた(セットメニューみたい感じ)そんな印象を受ける今日この頃、ブログというものです。

――サイト作成で楽しかった特別なおまけ「隠しコンテンツ」のようなものはブログには必要ないのかもしれないですね(そんなものができるかどうか?という疑問もあるんですけど)。

 ブログは中身。書くことそのもの、読むことそのものが楽しめること、それが一番いいところ、かな。
posted by kmy at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | PCとネットと、ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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