2007年03月01日

難しい問題

 出版社に電話をしました。別に悪いことしてるわけじゃないのに、妙に緊張します。その用件は――。

「そちらで出版している本の表紙を写真に撮ってブログに載せたいのですが、そういうことは可能ですか?」

 なんとなく表現が変な気もしますが、このブログで使いたいと思って聞いてみたのです。

「今、この場でお答えはできませんので、専用の用紙をFAXで送りますから、記入して編集部まで送り返してください」

 簡単に済むかな、と思って電話したら、思いがけず面倒な気がしました。ブログに載せている画像はたいていはAmazonかbk1のアフィリエイト画像です。しかしながら、こうしたサイトに画像のない本(特に古い本や絶版、品切れ本に画像があることのほうが珍しい)もあります。そういうときは「まあ、いいかな」と思って画像なしで感想を書くのですが、時々「これは表紙があったほうがいいな」と思うことがあります。こちらで写真撮って載せていいものか悩むので、念のため出版社に確認しています。メールで済む場合もありましたし、電話をしたこともありますが、FAXは初めてなので、なんだか敷居が高い。
 家に一応FAXはありますが、かなり調子が悪く、送信するために数回くらいかけなおさないと成功しないし、受信したものがそのまま印字されることはありません。必ずピーピー鳴って紙を入れ替えてみたりして、やっと出てきます。

「わかりました。では番号は○○なので、お願いします」

 と、送っていただきました。
 送られた用紙を見て、なるほど、こういうものがあるのだ、と勉強になりました。「著作物利用許可申請書(兼許諾書)」(PDFファイルです)という様式があり、こちらを返送するとよいとのことなのです。なんとなく面倒な感じもしたので、画像はやめようかと思ったのですが、せっかくなので記入して返送しました。やっぱりFAXは調子が悪く、3回目でやっと送信しました。
 時間もかかるのかもしれない、と思ったら小一時間ほどで返信が来ました。相変わらずの受信エラーで、ふたを開けたり閉めたりして、ようやく印字しました。結果は――出典を明記すればOKとのことでした。わりとすんなり、あっさり。ありがとうございました。再読したら感想などを合わせて載せたいと思っています。
 今までもいくつか問い合わせたことがあります。メールでできる場合はメールで、そうでなければ電話。今回でFAXでというのを覚えました。出版社、著者名などを記入するなどの点に配慮すればよいとのことで快諾していただくことが多いのですが、小学館、講談社などはかなり厳しいようです(画像使用・著作権)。表紙画像は載せても大丈夫という見解もあり、毎回悩みます。


参考サイト
著作権なるほど質問箱(文化庁)
しゅんしゅんの著作権講座
ネットの著作権:著作物を適切に使う方法(日経パソコン記事への異論)(絵文録ことのは)
※このブログでは、表紙画像は利用できるとの見解を出しています。
個人サイトの画像利用について(僕秩:ハム太郎の場合)
posted by kmy at 19:48| Comment(8) | TrackBack(0) | PCとネットと、ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どもヒデです。

突然書き込んでごめんなさーいヽ( ´ ▽ ` )/

応援ぽちっ
Posted by ヒデ at 2007年03月01日 20:30
この問題は、前から気になっていました。
私も一度、絶版の本を写真に撮って載せたことがありましたから。
kmyさんは、紹介される本の表紙はどうやってのせているのだろうと、以前画像をクリックしてbk1などを調べたことがありましたが、なんだか難しくて、結局表紙は載せない方向になってしまっています。
載せる以上は、許可をもらって、正々堂々と紹介したいと思っていましたが、このような申請書があるのですね。勉強になりました。
出版社に問い合わせるなんて、kmyさんも行動力がありますね!
Posted by 二尋 at 2007年03月02日 21:59
ヒデさん、応援ありがとうございました。


二尋さん
本の表紙を載せるというのは、自分で画像を用意するほうが面倒ですので、Amazon、bk1、楽天を利用しています。bk1は仕組みが変わったので、Amazonのアソシエイト・プログラムを利用されるといいのでは?
サイト・ブログを持っていればAmazonですぐに承認してくれると思います。好みのレイアウトなどはG-Toolが便利ですよ。
http://www.goodpic.com/mt/aws/


実際のところ、マンガ・キャラクターについてはかなり出版社も厳しいようですが、普通の本のレビューで表紙を載せていても特に咎められることはないかと思います。口頭でも著作物利用の取り交わしはOKということなので、電話でいいですよ、と言われればOKになるそうです。そうなるとページ上で見たときに利用許可マークがあるわけではないので、見た目にはわかりませんよね。だからややこしい感じがします。

絶版でも画像がある場合はそれを利用しますが、層でない場合で、表紙画像を撮って自分で保存しておきたい場合には念のため聞いてみることにしています。『オオカミのゆめ ぼくのゆめ』や『チョコレート工場の秘密』はこれに当てはまります。

著作権の問題はグレーゾーンが多くて、悩みます。
Posted by kmy at 2007年03月03日 14:40
どうもどうも。
私のブログで紹介しているのは福音館さんの絵本、しかも絶版本が多いので、一番最初に本社の何とかという担当部署にお電話で問い合わせた記憶があります。とても快く承諾してくださって、拍子抜けした覚えが。

私もamazonとbk1を表紙掲載用に利用しているんですが、写真がない時はやっぱり判断に迷いますね。なるほど承諾書を提出する場合もあるのね。勉強になりました。
Posted by えほんうるふ at 2007年03月04日 01:38
えほんうるふさん
わたしも問い合わせたことがあります。福音館書店はサイト上では厳しくかいてありましたが、応対は丁寧で親切でした。基準が明確なところは「今後はそのように対応します」ということでOKだったりしますよね。
今回は、一冊ごとに書くような書類でした。
書影はなければなしでもいいのかもしれないけど、気に入った本は載せたくなります。
Posted by kmy at 2007年03月04日 13:28
わたしもずいぶん使っていますが、出典がはっきりしていれば大丈夫だということを知ってからは、堂々と載せています。
これはデリケートな問題なのでしょうが、出版社や著者は、厳しく取り締まってもし切れないのが現状ではないでしょうか。
それに、どうしても紹介したい本は画像があったほうがわかりやすいですし、自分でも書いていて楽しいし。
これで売れてくれたらもっと嬉しい♪

でもほんとうはkmyさんのようにきちんと許可を得たほうがよいのでしょうね。
夫にも「ハリウッドからクレームがつくような画像は載せるな!」とよく言われます。ぶるぶる。
Posted by ヤヤー at 2007年03月04日 14:43
kmyさん、色々教えて下さってありがとうございます。
本を紹介すること自体、私は滅多にないのですが、どうしてもお知らせしたいという時はあるし、Amazonでは本以外のものも紹介できるのですね。試してみようと思います。
Posted by 二尋 at 2007年03月04日 22:20
ヤヤーさん
出版社も逐一画像を見つけている暇もないので、それほど問題視している感じではない気がします。
聞いてみるとOKと言われますし。
よほど話題になったりすると(ドラえもんの最終回など)、出版社も動くようですが。
ディズニーやサンリオは厳しいようですよね。
バム&ケロも厳しかったと思います。
昔、キャラクターファンサイトを作っていたので、そのころから気になってはいるのがこの著作権なのです。でも本はそれほど厳しくないのはありがたいことです。
著作者によっては対応がまちまちなので、気にかけるようにしていますが、実際、出版社も著作者もなくなってしまった場合はどうなるのか不明です。
ハリウッドからクレームがつくくらいのアクセスがあれば、逆にうれしいかも〜。

二尋さん
Amazonのゲームや音楽も画像を紹介できるので便利化と思いますよ〜。
売れれば手数料が入るはずですし。
わたし自身、儲かったことはほとんどありませんが。画像を使えるだけで満足です。
右サイドのAmazonStoreも飾りです(笑)
ときどき関連商品で自分が知らない本が出てくることがあるのが楽しみで置いています。
Posted by kmy at 2007年03月05日 13:12
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