2007年02月07日

こんなときに思い出す

 先日記事にした斉藤洋氏講演会の事務局から封書が来ました。もしかして、これは! と思って開けたところ――

「応募者多数のため、ご期待に添えず申し訳ありません」という内容でした。がっかり。まあ、そうそう思い描いたようにはいかない、むしろ思い描かないほうがいいときがたぶんある、と思っています。
期待をするから失望が生じるのだ。

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上』
村上春樹著 新潮文庫 P125より

 このくだりは主人公がレストランに入って頼んだオニオン・リングと海老のサラダを食べるシーン。オニオン・リングは不腰ふやけていて、海老は冷えすぎだったのだけども、周りの人が苦情を言っている風もないので文句も言わず食べることにしたというときに考えていたことです。
 期待しすぎてがっかりするよりは、期待しないでびっくりしたほうがいいときって多々あります。でも、はがきも出すことができたし、記事も書けたし、コメントもたくさんいただけて(本当にありがとうございます)、またこうして記事になることができたので、わたしも文句を言わず受け止めることにしましょう。
4101001340世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社 1988-10

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 そういうわけで思い出したのです。このお話については、また。サンドイッチが食べたくなる小説です。


posted by kmy at 13:31| Comment(7) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も少し期待していたのですが、残念でしたね。
今まで、何度か記事にされていた方の講演会ですから、本当にkmyさんには当たって欲しかったです。
私はくじ運がとても悪くて、いつもどうせだめだろうと思うのですが、そんな思いがむしろ当選を遠ざけているのかもしれないと思い、最近ではかなり期待を込める様になりました。
また機会があったら、チャレンジしてみてくださいね!
Posted by 二尋 at 2007年02月07日 21:20
今回は残念でしたね。
でも、行動出来たということがいちばんなのではないでしょうか。
あそこで何もしないで終わっていたら、そう、宝くじを買わないで当たらないことを嘆くのと同じですよね(笑)。
またきっと機会がありますよ。
どんどんこういう情報に敏感になっていくと思いますよ♪
Posted by ヤヤー at 2007年02月08日 01:22
kmyさんには当たってほしかった!と
思いつつ、こういう感覚すごく分かる!と少し痛くも共感できるお話でした。

ある意味では、毎日に期待しないで生きられたらどんなに楽だろう、とも思います。でも、期待しないで何かが起こった時の驚き・喜びが
より素晴らしくなるのも分かるし、
「きっと叶う」と期待を込めるのもいいのかも・・と悩んでしまう。結局どっちがいいのか分かりませんね。

まぁ私もクジ運はかなりないんですが、(ハリーの試写会二度も行けたのは奇跡的?(笑))送ってみるのも大事かなと思いましたよ♪

そして、こんな風に考えられるkmyさん、
素直に素敵!私も常にこんな風に考えられるようになりたいな〜。
やっぱり、プラス思考は大事です!ね!

この小説の記事も期待してますね。
村上さんの作品は、おいしそうな描写が多くてお腹が空くのがお約束?なのかな?
Posted by みずき at 2007年02月08日 04:08
はずれくじを引いたわたしに、コメントありがとうございます♪

二尋さん、めげずに機会があったら応募したいと思います。最近斉藤さんの本より三田村さんの本ばかりよんでいたので、今度こういう機会があれば、念を送りたいと思います!
思えば通ず、と信じています。

ヤヤーさん、そうそう、応募してみたというのはよかったと思います。
だめだろうから、と思ってそれであきらめるのは簡単なんですよね。
日常のちょっとしたことでも、やってみることって大事だな、と感じます。
気にしていると情報や運がついてくるような気がします。


みずきさん、期待と失望ということについて文章は前から結構気に入っていました。

期待するというのは他力本願的な感じを受けます。願いを込めて行動を起こして夢に向かうというのとはちょっと違うかな、と思います。こうなったらいいのに、という漠然とした思いのような感じです。
哲学者のセネカも同じようなことを書いています。「生きることの最大の障害は、期待することである」(『人生の短さについて』に載っているそうです。父が買ってきた格言集にのっていました。このあとに続くのが「それは、明日を願うあまり、今日を失うことである」というそうですが、今を未来に向かって浪費しなければ、きっと願っていることは現実に近づくのかもと思ったりします。
まずは行動してみなくては!ということなのかもしれません。

村上さんの本はサンドイッチとビールは欠かせない気がしますが、わたしは飲めません。古い小説にビールのプルタブが出てくるけども、みずきさんは実感ないのではないかと思います。


これを機にずっと読まなかった斉藤さんのデビュー作『ルドルフとイッパイアッテナ』を読めたのでよかったです。


Posted by kmy at 2007年02月08日 17:00
残念でしたね。
私もすんごくくじ運悪いんですよ。
でも、周りの人は当たっていたりして
ため息つくことが多いです。

念はダメだったので
次回は「カメハメ波」をおくりますねっ!
今夜から練習します。
Posted by 香香 at 2007年02月08日 22:17
kmyさん 残念だったですね。
でも、こういうチャンスはまた次々にやってきますよ。
わたしは、子育ての忙しい時に限って、行きたがった絵本作家の講演会も、子供が大きくなってからは、すっかりご無沙汰しています。
そういう情報もとんと入ってこなくなりました。
今回速達を出して応募されたkmyさんの情熱をいただきたいです。
Posted by noel at 2007年02月09日 18:38
香香さん、うーん、残念でした!
次回は「カメハメ波」の力をお借りしますので、ぜひお願いします。
娘はくじ運がよいので、娘の名前メインにすればよかったかも。

noelさん、残念ではありますが、はがきは出せたし、noelさんにも祈ってもらえただけでもうれしいです♪
次回があるかもしれませんし、そうした情報も入ってくるように心がけたいと思っています。
わたしのほうがnoelさんから「情熱」を頂いています!
(カードブック作成は素敵でした♪)
Posted by kmy at 2007年02月09日 21:35
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