2006年12月20日

ストーカー現る!

「ねえ、またこっち見てるよ」
 娘が怒りながら言いました。さっきからこちらのあとをつけているらしい人物がいます。その人物は小学3年生くらいでしょうか。丸顔でややぽっちゃりとした男の子。シャツをズボンのに押し込んでいる、少しむさくるしい雰囲気のある子です。白い手提げと買い物が入った小ぶりのビニールを下げて、こちらを伺っているようなのです。この男の子が狙っているのは、どうやら――。

 園児の息子のようです(苦笑)

 クリスマスシーズン、とある流通店のおもちゃコーナーに出向きました。そこで息子はトミカの新車に釘づけ! 「これ欲しい〜」と手にとっては眺めていたのですが、そこにやってきたのが、この丸顔くん。同じトミカを手にとり去っていったかと思えば袋を提げて戻ってきました。そして、息子に「買ったんだ……(もごもご)」と不明瞭なことをいいながら取り出して見せようとしました。ふーん、買ったの、とわたしは思いながら、あんまり今自慢されてもこっちは困るんだけどな、もうクリスマスのプレゼントは決まっているし、今買ってもクリスマスの楽しみもなくなるから、今日は我慢してもらわなきゃ、なんて思っていたのですが、やたらに見せたがるのです。いやーな気分になって、娘がやっているたまごっちカードダスのところに移ることにしました。すると、その子もトミカをしまって、こちらに近づいてきます。娘のゲームを眺めていると、またやトミカを取り出して息子に近づきぶつぶつ言い出しました。
 だから、きみとはここでお別れしたいんだってば、と思って、娘のゲームが終わると、「めがねやさんに用事があるってじじ(祖父)が言ってたでしょ、そっち行ってみようよ」と言いながらめがねやさんに入りました。といってもオープンコーナーなので、その子がなぜかめがねやの外で待っている(?)のが見えます。まだいる、あの子、なんかついてきてるみたい、どうも弟にトミカを見せて自慢したがっているみたいなんだけど、と話したのです。
 わたしの両親がやってきて「二階へ行こうか」と言いました。すると、その男の子がいきなりひとりでエスカレーターに乗って上へ行くのです。帰ったのかと一瞬思ったのですが、違いました。「二階行くって、話聞いていて、先回りしたんだよ」と娘。エスカレーターを降りた付近で男の子がうろうろしています。確かに先回りして待っているみたい。近くにガチャガチャのコーナーがあって、子どもたちはそれを眺めていると、また息子の近くに寄ってきました。そしてなにやらぶつぶつつぶやきながら、トミカを見せようとしているようです。何、この子! 一人で来ているの? で、それほどまでにしてうちの息子にトミカを見せて何がしたいのでしょう? 単なる自慢にしても気味が悪い。
 子どもだけでは入れない場所に入ったほうがいいかもしれない。ちょうどお昼どきだったので、すぐそばの喫茶店で食事をすることにしました。あいにく、オープンカフェ風のスペースしか席が空いていなかったのでそこに座ることになりました。見てみると――まだいます。あの子がそのお店の斜め向かいのベンチに座ってはこちらを伺っているみたいなのです。これが冒頭の場面。出てくるのを待っているのかもしれません。敵はなかなかしぶとい。しかし、やっぱり食事というのは時間がかかるものです。ときどきベンチから離れてみたりうろうろしたりしているうちに、親らしき男性がやってきました。連れ立って去っていくところを見送りながら娘が一言。

「どういうしつけ、してるんだろうね!(怒)」

 こんな娘を育てているのはわたしです。


posted by kmy at 16:24| Comment(7) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
kmpさんの子育ては間違ってないってことですよ(笑)
Posted by 香香 at 2006年12月20日 21:13
香香さん、子どもなのにいうことが面白い子なのです。一人でうろうろして付回すような子には育てないようにしますね〜(笑)
Posted by kmy at 2006年12月21日 19:58
すみません、最後でまたも吹きだしてしまいました!(笑)
Nちゃんかわいいーv

でもほんと、kmyさんは立派な魔女であり
マグルですよ!
いやいや、読んでいる方は面白かったですが
なかなか大変でしたね。

でもホント。子どもって子どもらしくないこと言うから面白いのかも。

今日美容室に行ったら、隣の席の小学6年生の女の子が美容師さん
(若いイケメン)と親しげに話していて、「高校まで決まってて、もうお金も払っちゃってて」なんて真面目な
話をしながら「サンタさんは枕元にプレゼントを置いてくれるんだよ!」と、熱く
語っていたりもして。
まだ信じてるんだ、って嬉しかったです。

「ありのまま」っていいですよね。
Nちゃん、素敵でした(笑)。
Posted by みずき at 2006年12月21日 21:34
お名前間違ってました。
ごめんなさいね。
kmyさん。
Posted by 香香 at 2006年12月22日 11:40
みずきさん、楽しんでもらえて何よりです。自分が小学校6年くらいのときは自分が結構大人に近くて、小1なんてお世話して上げなくちゃいけない小さい子、なんて思っていたのですが、実際に自分の子どもが1年生になってみるとなかなかやるものなのね、と思います。言う事も結構面白いし、口達者。でも、サンタさんは信じているようです。いろいろまだファンタジーとともに生きています。

香香さん、お気になさらずに!
kmyで「クミ」読んでもらっています。すごーくこじつけの読みですが。
Kymさんともよく間違われます。キムさんとも呼ばれます。
Posted by kmy at 2006年12月22日 19:57
kmyさん、わかります、その気持ち。
でもね、そのストーカーまがいの子はね、他の誰よりも、kmyさんの息子さんに 見せたかったんですね。
そのトミカの魅力を誰よりもわかってそうだと思ったんでしょう。
なんか、トミカを見ていた息子さんの顔をみたかったな〜と思ってしまいましたよ。
クリスマスのシーズン、親の苦労子知らずですね。
Posted by noel at 2006年12月22日 22:50
noelさん、見せたかっただけという単純な子ども心からかもしれない、と思い返すとそう感じるたりもします。
でも、実際についてくるとあまりいい気分でなかったりして……。
息子自身はあまりその子に興味なさそうで(笑)
子どもたちも親になったときに思い出したりするのでしょうか。
Posted by kmy at 2006年12月23日 17:17
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