2006年11月07日

大荒れ、山の神さま

 山里では今日11月7日は「山の講」と呼ばれる日にあたり、里に下りてきていた山の神さまが山へ帰るといわれています。前日は「宵」として山の神さまの祠の前でお神酒を飲むなどの行事が行われます。「山の講」の日は天気が荒れると昔から言い伝えられているそうで、今年もやはり大荒れの天気となりました。

 昨晩から大雨が降ったり雷が鳴ったりして、夜中に一時停電しました。朝、晴れ間が見えたので子どもはかさも持たずに学校に出かけていきましたが、8時半くらいから嵐のように風が吹き、雨が斜めに降り注ぐ凄い天気に。しばらくするとまた晴れ間が見えたかと思えば、またまた強風が吹き荒れ、そこかしこ、落ち葉でいっぱい。
 山の神さまが帰る日はなぜ天気が悪いのか、ということについてはよくわかりませんが、こういう天気になるから、というのもあってか、「山の講」の日は山に入ってはいけないという禁忌があるそうです。この日に山に入ると大怪我をする、などと信じられています。なので、地元の人たちは山には入らないそうですが、そういう言い伝えを信じていない営林署の人が山に入って大怪我をしたこともあった、と近所の商店のおばさんから聞きました。真意のほどはわかりませんが、とにかく、強風と雷の中、山に入るのは危険だということは確かです。こういう天気も神さまのなせる業かも、と思えばそういう気がしてくるから不思議なものです。

「今日は山の講だから、荒れるね」

 山の神さまは今、どこを通っているのでしょうか。葉っぱが舞い上がるのを見ながら、ふと思いました。


posted by kmy at 15:33| Comment(3) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こういうのも特異日なんでしょうね。
十月十日や今月三日などの晴れは有名ですよね。
こんなふうに科学的に説明してしまうとつまらなくなってしまいますが、昔の人はそれを良く知っていて神様の怒りとして利用したのだと思います。
そして、山に入るには危険な季節になって行くことに、注意したのではないでしょうか。

まあ、真偽のほどはともかく、こちらもきょうは大荒れです。
北海道では竜巻とか。
このごろの山の神様は、海の神様とともに大暴れしているようです。
Posted by ヤヤー at 2006年11月07日 20:20
kmyさんのお住まいの地域では、神様と人とが一緒に暮らしているようですね。
「今日は山の講だから、荒れるね」
などという素敵な会話は私の住む街ではとても聞くことはできません。
海が荒れて海鳴りが聞こえても、台風の影響だね、程度の話題にしかなりません。
家庭や職場など限定された場所に住む小人や妖精はいるのですが、「みんなの神様」はどこにいったのだろうなあと思います。
Posted by 二尋 at 2006年11月07日 22:17
ヤヤーさん、本当に昨日は荒れ模様でしたね。実際、特異日というのも不思議なものですね。
昔から、こういう言い伝えというのはある種の真実や教訓があって興味深く感じます。
今朝は初霜で、車のフロントガラスが真っ白。何を着せてよいのか迷います。
学校から帰ってきたときは半袖でしたけど(笑)

二尋さん、神さまにまつわるこうした神事(なのかはよくわかりません)が多いかもしれません。越してきて、知らない風習が多くて驚きました。
それでも高齢化でこうしたものも簡素化しています。以前は自宅に地区の人を招いて夜仕出しを取ってという豪華な宴があったりしたようですが、今は会費300円で一杯飲む程度のようです。
小人や妖精も都会に細々と暮らしているのを二尋さんの記事で時折拝見すると、うれしくなります。でも、都会の神さまはどうしているのでしょうか。
Posted by kmy at 2006年11月08日 20:29
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