2012年01月08日

『終わり続ける世界の中で』



 昨年末に読んだ本。主人公と同時代を生きていたからか、物凄く共感しながら読みました。70年代後半から流行っていた「ノストラダムスの大予言」を信じはじめた子ども時代。中学、高校、大学へと進んでいくその日々の中で、予言の通りなら30歳で死んでしまうかもしれない。自分はどう生きていくか? 人間はどう生きているのか?と問いながら主人公が描写されています。「ノストラダムス」は主人公に奇妙な形で影響し続けますが、実際の同時代の社会現象などを交えて、こういう人生がわたしにもあったかもしれない、と思わせ、そして自分がその時どう生きていたか、と改めて思い起こしつつ考えさせられる本でした。
 「人間は自分のしたいことしかしない」と語る先輩の言葉が残っています。そうなのか、そうでないのか、だったら――。自分が生きていることについて、本当のところどうなんだろう?と絶えず考えながら読んでいました。

 少し時間を置いてまた読み直したい本です。
posted by kmy at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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