2006年09月20日

ラムネと小麦粉の運動会

 先週末に小学校の運動会がありました。今年で閉校になるという近所の小学校は生徒数が全校あわせても普通の小学校の一クラス分ほどの人数しかいません。なので、ここの小学校の運動会は伝統的に「小学校&地区合同運動会」です(これも今年最後だけど)。主役はもちろん小学生なのですが、地区の皆さんも参加しましょうという(といってももちろんPTAがメインです)種目がいくつかあって――え、わたしも出なくちゃいけないの?

 小学生だけじゃ種目が足りないので、園児の踊りがあり、地区のみなさんが出る種目があり、お年寄りのための種目があり……とバラエティに富んではいますが、何しろわたしは運動会が嫌い。運動会のメインイベントと言えば「徒競走」。6人並んで走るあの数秒間の苦痛が今もって思い起こされ、かけっこは見るのも辛い種目です。一昨年、保育園の役員を引き受けたばっかりに、「役員チーム」として出た対抗リレーは涙が出そうなほど辛かった。もう、こういう種目は出ることもないだろうと思ってのんびり構えていたら、

「障害物競走、出ない?」
「えー、出たくない〜」

 やんわり断ったものの、どうしても見つからなかった場合の予備軍リストに入れられてしまいました。案の定、やっぱりもともと人がいないので(結局小学生の親がメインでそういう種目に借り出される)、出る羽目になってしまったのです。
 よーいドン! 合図とともにスタート。まずははしごの間をすり抜けます。なかなかこれが小さく見えるのですが、結構太目の人でも入るようにちゃんと作ってあると、係りの人がいうのです。東大寺の柱の穴くぐりを思い出しました。あれって小さく見えて、誰でも通れるのですよね。くぐりたくってそのために東大寺に行ったことがあったっけ。そんなことを考えている間も実はなく、網をくぐると、そこにはつる下がったパンの列。どれでもいいから口でとるらしい。し、か、も、パンは完食しないといけないのです。あんぱんでなかったのだけが幸いかも。COMOの長持ちクロワッサンでちょっとほっとしました。パン食い競争なんて、テレビの中の出来事だと思っていたのに、実際にやらされるなんて……しかもこれで終わらない。次のコーナーには飲み物が。ビー玉入りのラムネ。自分で押し開けてこれを飲み干すと次に進めます。炭酸はとっても苦手。炭酸を飲むとなんだかしゃっくりがでるのです。まさにラムネ地獄。滅多に飲まない炭酸を無理やり飲み、残りのパンを口に突っ込んで走ると、そこには袋がありました。これに入ってぴょんぴょん飛ぶのです。無理やりのんだラムネで気分がぐっと悪くなり、飛んでいるうちにパンが逆戻りしてくるようで、く、苦しい……ここでわたしはダウンか……園児たちの応援の中、もの凄い苦しみを味わいました。たぶん、顔もすごーく引きつっていました。「大丈夫?」と声をかけらながら何とか次に。ここまでくればあと少し。最終コーナーは小麦粉へ顔を突っ込んで飴を見つけるのです。これがまた、こんなことを実際にやるとは思わなかったです。やってみると、本当に飴なんか全然見えなくて、やっと飴があったと思うと口の中に小麦粉がどどっと入ってきます。生の小麦粉がまずいのなんのって。そしてようやくゴール。わたしは4等で商品はキッチンペーパーでした。でも、その後小麦粉が口の中に残ってまずくてまずくて。顔についた小麦粉もなかなかとれず、結局近くの水道でじゃぶじゃぶ洗う羽目に。もともとそれほどの化粧はしていませんが、完全に落ちました、小麦粉とともに……。

 こんな種目が午前中の早い時間にやったもので、小麦粉のまずさと、ラムネでおなかいっぱいのままお昼になりました。早起きして作ったお弁当はカツサンド。もちろんパンを自作ですが、この種目のおかげでおなかいっぱい。胸いっぱい。ほとんど食べる気になりませんでした。

 結局天気が崩れ、午後の部は体育館に変更。その後もPTAの種目に出たりと運動会で運動をいろいろやらされて、本当に疲れた〜。子どもの成長も感じつつ、自分の体力のなさとやる気のなさを実感した一日でした。来年はもう出たくない。(地区単独で運動会をするという陰謀プロジェクトが進んでいるらしいです)


posted by kmy at 14:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご苦労様でした。
小学校の運動会は9月末なのですよ。
運動会って疲れますよね〜
私は警備だか監視員をします。
競技は出たくないです・・・
玉いれ以外はパスしたい・・・
Posted by 香香 at 2006年09月20日 17:51
ひやあこれは!
他人事だと思うとおかしくて、笑わせて頂きました。
kmyさんゴメンナサイ&お疲れさまでした。

年に一度ならいいですよ〜。
こちらでは春に地区の運動会、秋に学校の運動会があるので、てんてこ舞いです。
それにやっぱり主役は小学生ってことで、何かと借り出されるのですよね、親は。
わたしもはじめての時には訳がわからず言いなりでしたが、慣れたらこちらのもの(笑)。
それにしてもその障害物競走はしんどい!
もっと楽に、どんなひとでも楽しめる種目にしないと、ますます参加者が減りそうです。

で、おかあさんが参加するってたいへんなんですよね。
お弁当作らなきゃいけないし、てことは早起きして準備して待ち時間も長くて・・・。
体力つけましょう、kmyさん。お互いに(かなり本気)。
Posted by ヤヤー at 2006年09月20日 20:25
お疲れ様でした!
それにしても、なんて豪華な障害物競走でしょう!
私が参加する障害物競走には、食べ物、飲み物一切出てきません。
パン食い競争はやりますが。
粉の中の飴も、一度体験してみたかったのですが、現実の場面ではそんな機会はありませんでした。
何かで見た時は、小麦粉ではなく片栗粉でしたが、そっちの方がまだましかもしれませんね。
一つの競技で、パンとラムネと飴を同時に用意したのは、PTA会費からなのか、自治会費からなのか、随分お金があると感じました。
私の住まう地域では、どちらも大変貧乏です。
Posted by 二尋 at 2006年09月20日 22:19
香香さん、うーん、競技は出たくないですが、全然人がいないので出ざるを得ないのが悲しいです。
運動会、疲れます。終わってくれると本当にほっとします。
この障害物競走以外にもムカデ競争に出されました。ムカデも苦手です〜。

ヤヤーさん、春の運動会なのですね。自分が子どものころ、そういえば地区の運動会のようなものがあったような、なかったような……あまり覚えていないですが、お弁当も大変ですよね。みんなの分で、ちょっとは豪華になんて考えてみるものの、我が家は大して食べなかったりします。休憩時間のお茶菓子もみなさん手作りが多くて最初驚きました。大福とか、おはぎとかクッキーとか。そういうのをみんなやってのんびり見ているならいいのですが、さらに競技に出るのはしんどいです。そのせいか、なんだか風邪気味。体力、本当につけておかないといけませんね。気力で生きている気がします(笑)

二尋さん、豪華な競技、大変でした。笑って見ていたい〜と心の底から思うほど、辛かったです。特に小麦粉のまずさには辟易しました。
こういう競技にでるのは地区の人なので、地区会費などから出ているのではないかと思います。町はかなり財政厳しく貧乏なので、今後が心配! こんなことを豪華にやっている場合ではないのかもしれません。人もお金もあまりないはずですが。言われてみると気になります。
Posted by kmy at 2006年09月21日 13:42
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