絵本を眺めていたら、また読みたいな、と思い出したのが佐々木マキさんのまじょシリーズ。『まじょのかんづめ』はすぐに書店で買えたのでしたが、続編の『すいぞくかん』と『ふるどうぐや』は書店取扱していませんでした。もうハードカバーになっているかと思ったのに、なかなかならないものですね。読みたくなったら気になって、気になって。探せば買えるんじゃないかな、と思ったのですが、アマゾンに登録していない本だと、地道に検索しないと出てこないものですね。古本屋サイトを検索しましたが、絶版絵本は意外と高い! ペーパーバックの定価が380円なので、これが1000円といわれると、悩みます。それでも検索していたら、『ふるどうぐや』は絵本を扱う専門古書店に480円でまあまあ状態のよいものがあり、こちらを購入しました。残る『すいぞくかん』はペーパーバックとハードカバーがあるようです。ハードカバーは年間購読での傑作選ででたようでした。当初、別の本とセットで安くオークションにでていたので、それを買えばいいと思っていたら、他に欲しい方がいたので、値段が上がってしまい、しかももう一冊は別に欲しくない…ということであきらめました。結局、定価840円の本が1000円で出ていたのでこちらを買うことに。これでまじょシリーズがそろったのです。
改めて読んでみると、まほうつかいの呪文は植物の名前だったことに今更ながらきがつきました。また、この絵本を買ってしばらくしたころ、「マージョリーさん」という方がテレビに出ていたのでちょっとびっくり。実在する名前なのですね。魔女をもじっただけかと勝手に思っていました。無知でした。久々に読んでも発見があります。
それにしても、何のバーゲンセールか、やっぱり気になります。
佐々木マキの、「やまからきたペンギン」もとぼけてて好きです。ねむいねむいねずみほど洗練されていませんが、あのゆるゆる感がいいのです。
子どもの頃、とっていた「学習」の特集号だったか、佐々木マキの絵があり衝撃を受けるくらい夢中になって好きでした。当時は、まだ絵本もそんなに描いていなかったのでは?ガロに描かれていた風な、精密に描き込まれたイラストでした。
佐々木マキさんのような方は、年を経るごとに自由にまた軽やかになっていかれるようで、すてきだなァと思いますね。
「山からきたペンギン」は読んだことがありません。図書館でチェックしてみます!
精密に書き込まれたイラストというのは見たことがありません。気になります。
まじょシリーズは子どもと楽しみました。
最近、絵本から遠ざかっていたので、ひさびさ図書館の絵本コーナーにいこうと思います。