2006年06月29日

『まじょのかんづめ』シリーズ

4384040687ドイツのアルバム
Axel Hacke 高島 浩
三修社 2006-03

by G-Tools


 この絵本、シリーズです。『まじょのかんづめ』(こどものとも1994年1月号)『まじょのすいぞくかん』(こどものとも2000年8月号)、『まじょのふるどうぐや』(こどものとも2003年5月号)と続きますが、話は殆ど一緒で毎回笑えます。
(※記事中のタイトルリンク先は福音館書店こどものとも50周年記念ブログの該当本の記事で、そちらにあらすじがあります。この先ネタばれあり)

 シリーズとして続けて読むと面白い、毎回同じパターンのこの絵本。女の子と犬が森に遊びにいくと、見慣れない建物があり、そこにおいてあるものは魔女に魔法をかけられた動物たちだったというのものなのですが、毎回女の子と犬が最初に目にするのは「バーゲンセールのはがき」。このバーゲンが非常に気になる! いったい何のバーゲンなのでしょう? 毎回毎回、郵便屋さんはこのはがきを届けにきて、何か妙なものに変えられちゃっているみたいですよね。それで魔女は戻ってきたときにいつも手に紙袋をふたつ下げているんですが、この袋の中身って――バーゲン品? 魔女は郵便屋さんが届けたこのバーゲンセールのはがきを見てバーゲンにでかけたのではないかと思うと、それだけでもおかしい! そしてなにやら買い込んできた、紙袋二つ分。結局やりこめられちゃう魔女ですが、紙袋二つは忘れずに持って地球の周りを飛び続けているというのがさらにおかしい!
 バーゲンセールのはがきが届くようないきつけのお店があるかと思うと、魔女に親近感。毎回バーゲンセールのはがきが届くころには森に家を構えておかないとはがきも届かなくなってしまうから、懲りずに森に自分の住まいを魔法で建てているのかもしれません。
 ――それにしても、バーゲンで何買って来ているのでしょうね。魔女の欲しいものって何なのでしょう? しかも忘れずに持って地球を回るなんて。あー気になる。

 それにしても、毎回同じパターンで飽きさせずにバリエーションを考えるというのは結構大変なのではないかと思います。


posted by kmy at 20:52| Comment(6) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
佐々木マキさん、良いですね。
あのナンセンスさがたまらない。
発送の豊かさに思わず感心してしまいます。

ずっと女性の方だと思っていたのですが、男性と知ってびっくりしました。(^^)
Posted by ゆっこ at 2006年06月29日 21:18
わあああ 好き好き。
このシリーズ こどもたちも何度でも読めと言って持ってくる。私も「またあ?」とかいいながらニヤニヤして読んじゃうんだけれども。

佐々木マキさんの描くブタさんが大好き。
「ぶたのタネ」は読まれました?なさけないオオカミと んなバカナ!というオチが最高。
Posted by めぐりん at 2006年06月30日 00:19
今日は雨降り、ざあざあ降っているとなんとなく嬉しいと思うkmyです。

ゆっこさん、コメントありがとうございます♪ わたしも最初女性かと思っていました。絵もかわいい感じだったので、若い女性を想像していましたが、全然違って、そのギャップも結構面白いです。ナンセンス、そうですよね。現実とは離れて笑える世界です。シリーズで出しているというのも続けて「次はどうくる?」という楽しみで読めますよね。

めぐりんさん、『ぶたのたね』も好きです。佐々木マキさんのおおかみ・ぶたってなんとなく愛着が沸きます。こちらも続編がでましたが同じパターンで笑えますよね。木にぶたがなるというそのことがたまらなくおかしい♪
その木は実が一度きりなのでしょうか?ぶたのたねの原料も気になりますが(笑)
コメントありがとうございました♪
Posted by kmy at 2006年06月30日 11:16
え!
ぶたのタネ、続編があるんですか?
くーっ  それは知らなかった!
図書館へゴーしてきます(笑)。
Posted by めぐりん at 2006年06月30日 16:06
kmyさん、おひさ〜。
佐々木マキさんて、男性だったんだー。
kmyさんのところは、やはりときどき覗かせてもらわないと、いけませんね〜。。

春樹さんの「羊男のクリスマス」(タイトルに自信なし)でしか存じ上げなくて、ご自身の絵本があることも知りませんでした。
とても面白そうなかたですね。
私も週末は図書館へゴーだ。 また来ますね〜

Posted by あり at 2006年07月01日 00:22
めぐりんさん、ぶたのたねの続編は昨年出たばかりで『また ぶたのたね』です。ぶたのたねと同様、おおかみは今度こそ!とぶたのたねを植えますが、植えた場所が笑えます♪
佐々木マキさんって多作で、調べていくとどんどん出てきますよね。

ありさん、お久しぶり♪
なんだか嬉しくなります。コメントありがとうございます!
『羊男のクリスマス』はわたし、完全に「佐々木マキ作」の絵本だと思って借りたら村上さんでした(笑)ということで、村上さんの本を読むようになりましたが、佐々木マキさんの絵本はどれも面白いですよ。ぶたとかおおかみとか、おばけとかが特徴的で好きです。
また来てくださいね♪
Posted by kmy at 2006年07月01日 10:16
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