2006年06月14日

『イモヅル式物語』

 この絵、この文章、このセンス、どれもこれもスズキコージ満載で嬉しくなる本です。


 ありえない設定が自然に思えてきてしまう「コージズキンワールド」。この本でも寺の住職の電気ガマのガマ夫くんが自分の頭でご飯を炊きながらマラソンにでかけたり、オオカミのめりはりくんのガールフレンドのブタのはだ子さんとオートバイでさっそうとでかけたり、ハリネズミのハリコさんがドレスを作ったりと、その設定やネーミングがどれもこれもぐぐっと惹かれます。
 第9話「映画でデート」は特に気に入りました。ゾウのきたぞうくんがガールフレンドのコウモリのモリコさんと「バットマン」を見に行きます。きたぞうくんは強度の近視なので、映画館の一番前の席5人分を占めて映画を見ていると、スクリーンにきたぞうくんの影しか映らないのでブーブー言われておいだされてしまいました。
すぐさまよていへんこうして、
ボーリングをしにいきましたが、
じつはそこでも、ここにはかきませんが、
たいへんなさわぎだったのですゾウ。
(P56)

 物語はここで終わっています。いったい、何が起こったのでしょう? 非常に気になるふたりのデートでした。厚くて豪華な感じのする本です。相変わらず好きなのに、図書館にお世話になっていますが、やっぱり買おうかな。
posted by kmy at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | スズキコージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/19273405
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック