2006年05月30日

『ドイツのアルバム』

4384040687ドイツのアルバム
Axel Hacke 高島 浩
三修社 2006-03

by G-Tools

 アクセル・ハッケの本ですが、よい意味で期待を裏切ります。口調、日常に入り込んだファンタジーという物語作家としての著書ではなく、ジャーナリストとしてのハッケの世界が見えてきます。ドイツという国に暮らすごく普通の、ささやかな生活を送る人々の持つ歴史やドラマをハッケの視点を通して語られます。個人の中に残るナチスや東西分断の歴史、現代ドイツの事情などが多くの写真とともに知ることのできる本。

 実際に生きている人びと、一人ひとりのもつ歴史・背景が感じられます。
posted by kmy at 16:51| Comment(2) | TrackBack(0) | ハッケ&ゾーヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
市井の人々というのは、自分自身と何も違わないのだということを改めて気づかせてくれますね。
派手に声高に訴えるよりも、精神を喚起します。

なかなかに魅力的な本ですね。
後で図書館で検索してみます。
Posted by ヤヤー at 2006年05月31日 21:16
ヤヤーさん、内容を詳しく語ろうと思えば思うほど、一人ひとりが持つ歴史になってしまいそうで、概要になってしまいましたが、興味を持っていただけたようで嬉しいです。
Posted by kmy at 2006年06月01日 09:37
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