2010年06月01日

憧れお菓子の家

 子どもが読んでいる『一年の科学に』「お菓子の家を作ろう」という特集ページがありました。それがとても気になって、気になって、いつか作ってみたいと言うので、誕生日に作ろうか、ということになりました。作り方のページを見ると、主にウエハースで壁や屋根を作って、森永のチョイスビスケットをドアや窓に見立て、マーブルチョコで飾りを付けているようです。似たような材料を揃えて、誕生日の前日に二人で製作を始めました。そうして出来上がったのがこちらです。

NEC_0121.jpg

 アイシングを作って壁や柱、屋根をくっつけていけばよいだけなので、簡単にできると思っていました。ところが、アイシングの量によってはくっつきが悪く何度もやり直しては乾かしたり、設計ミスというかなんとなくはじめたので屋根にするウエハースの長さが足りなくて考え直したり、そのうちアイシングがなくなってもう一度作ったりと、かなり手間がかかりました。すぐにできるだろうと高をくくっていたら、1時間半もかかりました。なんとか形が出来て子どもも大満足。とりあえずしまっておいて、誕生日に食べる事にしました。

 お菓子の家は大きすぎてビニールに入りません。無理していれてこわれたら心配なので、レンジに入れておきました。これなら猫たちも手を出さないと思ったのです。

 ようやく誕生日の夕方、ろうそくを飾りたいという希望も叶えました。そして憧れのお菓子の家を壊して口に入れたその瞬間――ふにゃぁっとした食感。これは! 湿気ってました……。やっぱり作った時間が早かったかもしれません。誕生日は月曜だったので、時間のある日曜に作ったのが残念な食感に。加えてのお味のほうが激甘です。接着用アイシングがたっぷりついたウエハースやビスケットは甘さが五倍増?くらいになっていました。砂糖齧りながらクッキー食べている感じです。この甘さに憧れが現実に引き戻されてしまった子ども。作っていたときは楽しかったんだけど、想像していた甘さと違った。食べたら「うわ、あまっ!!」って感じだった、来年はケーキにすると言ってうんざりしていました(笑)。確かに、甘くて甘くて、食べきれる感じではありませんでした。おまけにふにゃっとしているし。捨てるわけにもいかないし、どうにか食べてしまわないことには、とお菓子の家その後についてちょっと悩みました。

 考えた結果、お菓子の家を解体することに。甘すぎるアイシングは勿体ないけどもはがして、湿気たウエハースやクッキー部分分解しました。これを110度のオーブンで乾燥焼きしてみたところ、ぱりっと感が戻りました。これを今日のおやつにしたところ、何とか完食。無駄にならずにすみました。

 ウィリー・ワンカさんの工場に入ってお菓子の草などを食べる場面がありますが、実際全部甘いものだったらうんざりかもとか、ヘンゼルとグレーテルの家は湿気ってなかったのだろうかとか、いろいろ考えてしまいました。まあ、一度作ってみて、食べてみたのでよかったです。ちょっと童話的な夢が壊れたようにも思うお菓子の家製作でした。


posted by kmy at 20:27| Comment(4) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
考えた末に解体→110度のオーブンで乾燥焼き、なんて、しっかり科学になっているではありませんか。
なるほど空想のなかで終わらせておいた方がいい世界もあるのかもしれませんね。
でも、現実はほろ苦いなと思うのも人生の妙ではないでしょうか。
ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家は、私はすごく甘かったんじゃないかと思います。
きっと、人生で食べたことない甘さ…いまの健康志向の私たちとは違い、かみしめるように甘さを味わったのでは。妄想にすぎませんけれど。
Posted by ネムリコ at 2010年06月01日 21:16
ネムリコさん
空想ではかなりのおいしさだったのですが、実際はアイシングが甘くて甘くて、もともとの味ではなくなっていました。
やってみるのは面白いのですが、想像する楽しみがちょっと減ってしまったかもしれません。「科学」にはなったのですけども。
ヘンゼルとグレーテル、実際は甘いでしょうね。作ってみて改めて思いました。先日購入したお菓子の魔女というカードゲームは凄くおいしそうだったのですけども(笑)
Posted by kmy at 2010年06月02日 21:13
お菓子の家、美味しそう〜
食べてみて幻滅したのは残念でしたね。
考えてみれば、材料のお菓子の味(+アイシング味)がするんですよね。全体で統一された一つの美味しい味をなんとなく想像してしまいますが。
昔私が読んだヘンゼルとグレーテルでは、窓ガラスは氷砂糖で出来ていて、美味しそうにぽりぽり食べていました。私もなんとなく氷砂糖をかじることに憧れましたが、実際そんなに美味しく食べられませんよね。
ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家が湿気ってなかったのか、というのは、体験してこその発想ですね。
私は、土などで汚れていないのか子どものころ心配した記憶があります(笑)
どっちにしても、想像のままにしておくのが良さそうです。
Posted by 二尋 at 2010年06月02日 23:05
二尋さん
アイシングが原因のようです、甘さ。頭で考えていたよりも甘くて、今日も息子が「甘かった〜」としみじみ思い出していました(笑)
氷砂糖は確かにたくさんは食べれませんよね。ひとかけで十分です。お菓子の家の憧れはあるものの、また別素材ならおいしいのかもしれません。壁がチョコレートで、溶かしたチョコレートでくっつける感じならいいかも。
土で汚れていないかも、気になりますね。外側はお菓子でも家の中は? ふと気になりました。

想像を楽しむって、やっぱりいいことだな〜と思います。何もかも実現可能になっても、それが本当に楽しいことかどうか微妙ですね。
Posted by kmy at 2010年06月03日 21:34
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