2006年02月11日

恐怖のソーイング

 あの、わたし、本当に何も縫えないんです……ボタン付けだって滅多にしないし、針だって3本、糸も黒と白と赤のもめん糸くらいしか持っていないのも本当です。それなのに、入園用品ってどうしてこんなにいろいろあるんでしょう?

 入園時に用意するものというプリントを見ていると気持ちがどーんと落ち込みます。絵本バックに着替え袋、コップ袋に箸袋、それと連絡帳入れ……気が遠くなりそう。もちろん、我が家にミシンなんてありません。ありえません、と言ったほうがいいくらいです。中学生のときにスカートとパジャマを学校で無理やり作らされて以来触ったこともないかもしれない。(しかもそのスカートはほとんど友人に縫ってもらった気がする)そんなわたしがどうやって作る?
 上の子の入園のときにはほとんど市販品で済ませてしまいました。今回も、と思ったのですが手ごろな大きさの着替え袋が売っていなかったのです。しかも、連絡帳入れなんていうものはもともと市販していませんから、それだけはどうにかしなくちゃ、と前回は近所の方に頼んで縫ってもらったのです。結局揃えようと思ったら布をある程度買って作ったほうがいいのかも?(作れないくせに!)と考えました。問題は誰が縫うかということなのですが、我が家には縫える人が実はいるんです―それはうちのだんな。以前の仕事で医療用のコルセット等を作る仕事をしていてもちろん、ミシンも使っていました。ねぇねぇ、お願い〜何でも言うこと聞くからさぁ〜と頼みこんだのです。すると、
「教えてあげるから、自分で作ってみたら?」
といわれました。
「で、何買ってくるかわかってるの?」
 どきっ……全然わからない〜。
「紐は2mで、Dカンと、マジックテープがこれくらいと、あれとこれと……」
 覚えた通り手芸ショップへ言ってみると、入園グッズセットとして言われた通りのものがセットで売っていました。縫える人はそういうことがすぐにわかるのね。パンの材料を買うのならすぐに何が何グラムとかわかるんだけど。

 買ってきたものの、何から手をつけていいかさっぱりわかりません。ミシンは借りてきたのですけど、うーん、全然怖くて触りたくない。布を計って切るんだよね、どうやって布を使えば効率がいいかすらわかりません。見かねて、だんながささっと布を裁って縫い始めました。マチ針とかっている? 無くても縫えるんだ? あ、もうできたの、早い……。バイアステープ? どうやってつけるの? へぇー、こういうものなの? あっという間に出来上がり。(呆然とみていただけのわたし)
「箸袋くらい作ってみたら?」
 指導されつつ、恐る恐る縫ってみる。うわっ早い…あ、遅くもできるのね。で、ここを縫ってと。次は? ここを縫うのね。(ここまで来るの物凄い時間が……涙出そう)それで後は両側を縫い合わせると出来上がるから、まずこっちを縫って、と。
「どこ縫った?」
「えっと、こっち側」
「そこ縫い付けちゃった? 紐通らないよ(大爆笑)」
 ……確かに。紐を通す部分を先に縫ったときは「ここに紐が通る」のはわかったのですが、その後縫い合わせるときになったら全然気がつかず、だだっと紐を通す部分を先に縫い合わせていました。もう一度糸を解いて……気が遠くなる。その間に箸袋もだんなが自分で布を裁って作ってしまいました。

「これでいいんじゃない」
「これでいいです。もうやりたくない」

 わたしの箸袋は未完成のままです。


posted by kmy at 11:05| Comment(7) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ふ、ふ、ふははは、kmyさん、悪いと思いつつ笑ってしまいました。
わたしも子どもが生まれてからお裁縫に目覚めたので、それまでは実家の母になんでも縫ってもらっていました。
いえ、生まれてからも頼みもしないのにいろんなものを貰っちゃいましたね。
やっぱりこういうことって親の影響が大きいのかなと思ったりします。
でも、ご主人がお裁縫のできる方で良かったですね!
適材適所っていうことで、いいのよ。
わたしの知り合いの子供服屋さんも、お直しなどは全部旦那さんでした。奥さまは売るだけでした。

わたしも一人ではお菓子ひとつ満足に作れないから、ホントはkmyさんを笑えないんです(爆
Posted by ヤヤー at 2006年02月11日 14:10
kmyさんと私、共通点がありますね〜。電気製品とお裁縫が苦手。

私も先日、椅子のカバーを作ろうと大決心し、友達にミシンを借りたのですが、糸のかけ方がわからず、早々と挫折。そのままうっちゃってあります。あ〜あ、布が勿体ない。

でも、お正月に裁縫宣言したので、今年中に何か一つは完成させようと思っているのですよ・・・
Posted by ビアンカ at 2006年02月11日 17:34
ヤヤーさん、お裁縫に目覚めたなんて羨ましい。うちでは「ママはお裁縫はできない」と子どもにもインプットされているらしく、ちょっと繕おうと糸を出したところ、下の子に「やめてよぉ! パパにやってもらうから」と怒られました。ひどいでしょ。
お菓子はヤヤーさんちはプロですから、看板としてがんばっておられる姿だけで十分のように思います。時々拝見する写真で、和菓子・洋菓子・お餅、一日にどのくらい作るんだろう?と思ってしまいます。ひとつひとつ成型、デコレーションって大変ですよね。

ビアンカさん、共通点と言っていただけて光栄かも。糸の掛け方、わかりません。下糸の巻き方もさっぱりです。お裁縫宣言、わたしは無理そうですが、ビアンカさんの作品はブログで拝見できるかもしれないですね。
手芸ショップに行くとどーんと気分が落ち込みます。この布からいったいどうやったら「何か」になるのかしら?って。
Posted by kmy at 2006年02月12日 08:44
お気持ちすごくよく分かります!
私も裁縫が苦手です。上の子は最初幼稚園だったのでほとんど市販品で済ませられたのですが、その後保育園へ転入することになり、オリジナルサイズの入園グッズの数々に青ざめました(^^;)。その時ダメモトでオークションで中古のミシンを買い、ジタバタと試行錯誤して今にいたります。技術はいっこうに向上しませんが、今はけっこう布と糸でモノを作るの、好きですよ。
私が吹っ切れたのは、裁縫大好きの友人宅へ遊びに行ってからです。彼女は裁縫が大好きで家中のファブリックはもちろん、自分や家族の服まで手作りしてしまうのですが、全て自己流でお世辞にも上手とは言えない。よく見ると布端の始末とかサイズとかめちゃくちゃなんだけどすごく彼女らしくて、本人も家族も面白がってハッピーに愛用してる雰囲気が何ともステキなのです。
彼女の堂々とした下手の横好きぶりに励まされ、私も堂々とヘタクソな手作り品を子供に持たせています。コドモも「おかーさん、ここズレてるよ!」なんて笑いつつ、けっこう嬉しそうです。
Posted by えほんうるふ at 2006年02月12日 10:03
えほんうるふさん、裁縫が苦手が「好き」へ変化されたというのを聞いて、羨ましいような、わたしにはありえないような……。本人も好きで、ご家族も気に入ってというのが特に素敵ですね。わたしの作ったものは「大丈夫? パパに頼んだほうが……」という子どもたち(笑)
いつも近くにお裁縫の得意な友人がいたので、全然やらずに年月が経ってしまいました。いつか目覚めるときがきたら、楽しくお裁縫をしてみたいと思います。ひょっとしてそれは老後(?)いや、遅すぎる……糸が通せるくらいの年のうちに……無理は辞めておきますが。
Posted by kmy at 2006年02月13日 16:04
パン作りはプロ級で、お料理の上手なkmyさんにも苦手な家事があったと知って、ほっとしました。

わたしは料理も裁縫も苦手ですが、昔はケーキやクッキー作りとか、ポーチや人形作りなど、あまり実用性のないものを作るのは好きでした。たぶん、どうでもいいようなもののだと、出来上がりに対するプレッシャーが小さくて、気が楽だったのでしょうね。
Posted by みちえ at 2006年02月14日 18:27
みちえさん、コメントありがとうございます。
食べれるものって、うまくできても下手にできても食べたら終わるのでほっとします。お裁縫などは後に残ってしまうので余計に気になります。

実用的なものを作ろうとすると見栄えも使い勝手も要求されるようでハードルが高くなります。プレッシャー、かかりますね。ちょっと話がそれますが、クッキーは自分で作ると食べているときに「これでバターこのくらい?」と思うとぞっとしたりします(笑) みちえさんが作るケーキはイギリス風なのでしょうか? おいしそうなイメージを抱いています。
Posted by kmy at 2006年02月15日 11:23
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