2009年10月24日

栗の季節

 畑に栗の木があります。そういえば、ときどき秋になると生栗があるけど食べる?と聞かれたような気もしますが、手間がかかりそうなのでいつもいらないと答えていたような気もします。実のところ、栗の木なんてあったけ?という感じです。今年、栗をなんとなくもらって帰りました。そうは言っても20個もなかったと思います。栗ごはんにしてみよう!と思い立ったのです。栗ごはんって、作ったことがありません。どうやって作るとおいしいをまずは考えてみました。
 
 学校給食で栗ごはんが時折出ましたが、この栗ごはん、確かに栗は入っているものの、栗が甘くない。栗をそのまま炊き込んであったようで、栗そのものの味はしたのですが、どうもいまひとつ。逆に甘く煮た栗が入っている栗おこわは昔から大好きです。竹風堂の栗おこわがとってもおいしいので、ああいう感じを目指したいな、と欲張ってみようかと。とりあえず栗が甘いということで、栗を甘露煮にしてみることにしました。

 作り方がわからないので、まずはネットで。思ったより簡単そうです。まずは栗の皮むき。これがやっぱり面倒。このちょっとした量の栗をむくのに、小一時間かかりました。しかもときどき虫が出てきます。学校行事で栗拾いがありましたが、栗を拾って帰ってくると、栗を拾ってきたんだか、虫を連れて帰ってきたんだか、なんだか虫が多くて食べる気が失せたのを思いだします。そんな思い出があるからか、栗を料理するのも敬遠していたのかもしれない、とふと思いました。しかし、今回はなぜかやる気になったので、虫はなるべくはっきり見ないように、虫の存在を感じたら、なるべくその部分は大きく切り取ります。そうして皮むきが終了。あとは茹でてから砂糖で煮るだけ。初めてやってみるので、どのくらい茹でるのかよく分からず、しばらくぐつぐると茹でました。それから砂糖水に入れてさらに煮ます。レシピには煮汁がなくなるくらいとあったので、かなり煮るのだろうと弱火にかけておいたのです。もういいかな、と見に行くと――見事に煮崩れていました! 栗の甘露煮ではなく、栗きんとん(?)のような状態に。ぼそぼそとしているので、とても栗おこわにはなりそうにありません。うーむ、がっかり。結局これはこれで、食べました。味はなかなかよかったのです。
 それから数日後、子どもと主人で栗を拾ってきました。今度こそ、と思い皮をむき、甘露煮に挑戦。茹でるのは色が変わる程度とのことで、さっと茹でたらすぐ砂糖で煮ました。栗の大きさがまばらなので、多少の煮崩れは出ましたが、原型を留めた甘露煮ができました。ただ、ちょっと栗が少ない気がするのと、やっぱり煮崩れが多い気がするので気になっていました。その後、雨が降った翌日に子どもと一緒に栗の木を見に行きました。どこにあるか全然しらなかったというのが実際のところで、先に拾いにいったことがある娘に案内されて、落ちている栗を拾いました。雨の後で、意外と短時間でたくさん拾えてなんだか得した気分です。この栗も甘露煮にしたあと、もち米を買ってきました。レシピをいろいろ見たところ、炊飯器で炊くのが楽そうでした。炊飯器の説明書を見て、赤飯の作り方を参考に。味付けは塩と酒。あとは昆布を入れて栗を入れる。スイッチを入れて待つこと数十分。電子音が響いて炊き上がりを知らせました。開けてみると――出来てる、出来てる! ここでさっくり混ぜるのですが、栗がどうしても柔らかくなっていて、混ぜたら意外と栗がつぶれて粉状に混ざった部分ができてしまいました。それでも、栗は甘く、ごはんは硬めでおいしく出来たのです。
結構手間がかかっただけあって、よりおいしい気がしました。
 
 栗を使うのも意外と楽しいです。お手軽料理よりも、実際手をかける料理っておいしいし、いいものだなあと改めて思ったりしました。

kuri.JPG
 今年作った甘露煮です。

レシピ参考:栗の甘露煮の作り方


posted by kmy at 15:17| Comment(3) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
美味しくできてよかったですね♪
栗に限らず手間が掛かるものが美味しいと思うのは、その時間も楽しかったと思えるからなんですよね。

何度も拾ってきては挑戦するkmyさんにも脱帽です。
本来「食べる」ための行動は一日中掛かるものなんでしょうね。採取にしろ栽培にしろ狩猟にしろ。
いま思ったのですが、そういう手間を掛けるから食べて命を永らえることがありがたいと感じられるのかも知れませんね。栗拾いは親子で楽しむにもよいし。
便利な時代だからこそ、わざわざやる意味が大きいと思いました。
Posted by ヤヤー at 2009年10月24日 21:55
私が作る栗ご飯も、実家のも、栗をそのまま、他に日本酒と塩少々を入れるもので、甘く煮てから入れるタイプがあるとは知りませんでした。
栗の甘露煮はもうそれ自体すごく美味しそう。
きっと瓶詰めの物にはない香りがしたことでしょう。
自分で拾った栗を煮て食べるというのは、すごく贅沢なことだと思います。気持ちのゆとりを感じました。
Posted by 二尋 at 2009年10月24日 22:09
ヤヤーさん
田舎なので、何かと買わずに手に入るものもありますが、やはり手間はかかりますね。
便利、手軽っていいことのようですが、意外と時間のかからないことは、自分のものならない、残らないような感じがするようになりました。効率よくというのは、もちろん間違ってはいないのですが、インスタントになりすぎてもいけないのかもしれませんね。
栗の木がたまたまあるのでやる気になりましたが、栗は本当に面倒です。でも自分でやるとおいしい気がしますね♪
栗菓子にもしてみたいですが、難しそうなので今回はやめました。(量もいることですし)
この近辺は栗きんとんが名産ですが、来年自作してみようかな〜とちょっと思ったりもしました。



二尋さん
記事に書いた竹風堂の栗おこわは栗が甘くて、昔からそのイメージがあるため、栗は甘いのが好きです。先日宿場町で食べたものは栗をそのまま炊くタイプで、娘も「栗が甘くないね」と言っていたので、甘くしてから炊こうと思いました。
気持ちのゆとりと言っていただけると嬉しいですが、失敗したので意地でも栗おこわにしてみたいというのと、元手がかからないというのが大きいかもしれません。子どもと散歩がてらというのもいいかもと思っています。
今はやはり栗の季節のようで、栗きんとんで有名なお店が物凄く混雑しているようでした。さすが、秋。さすが名物と思いました。
Posted by kmy at 2009年10月25日 19:19
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