2009年05月05日

忘れたころに届く

 「あっという間に」というとありきたりであるけども、4月がきて、5月になっていました。入学式があって、家庭訪問があって、初めてのPTA活動で書類作りや懇談会。2人目なのに、最初の子のときよりも緊張します。入学式で見知らぬ顔に出会うことが殆どなかった旧小学校と違って、初めて会う方々も多くてどきどきしましたが、なんとか4月が終わってちょっとほっとしています。
 4月中はあまり面白い本に出会えていなかったような気がしています。Shaun Tan氏の本が一番よかったかな。これを読み終えたくらいに、ちょうど注文していた本が届きました。これがまたすっかり忘れていたというか、ポストに投函されたやや厚みのある封筒が見えたとき、「何か本を頼んでいたんだっけ?」と自分でもすぐにはわかりませんでした。配送元を見て、そういえばあんまり長いこと届かないので品切れなのかもしれないし、買えなかったら買えなかったでまあいいかな、なんて思ったのが今年の初めだった気がします。メールを見てみると、昨年の10月に注文していた本でした。タイトルは“Алиса в Стране Чудес”。

 ロシア語版のグコーヴァ挿絵アリスの本を購入してしまいました。表紙はこちら。もともと、このグコーヴァ挿絵のアリスはドイツの出版社で発行されたもので、そのドイツ語版から翻訳された日本語版があります(以前記事にしたので興味のある方はこちら)。そのドイツ語版、日本語版とロシア語版は表紙の絵が違います。グコーヴァのサイトでアリスの挿絵が何点か見れますが、わたしの持っている日本語版のものとは別の絵があって気になったのです。もしかしたら、ロシア語版の挿絵は違うのではないかと。
 これがフランス語版やスペイン語版だったら買わなかったと思います。どちらも全く読めないものですから。しかしロシア語、好きな挿絵、もしかしたら少々読んでみてもいいかも、と。辞書はあるし、今勉強中ではあるし、と。買えたら買ってみようかなあ、と悩みつつ注文してみたのです。ロシア語の書籍は株式会社 日 ソというサイトで取り扱っています。しかも日本語で検索できるので見つけるのも簡単でした。価格もやや高めの絵本という感じではありますが、グコーヴァ版アリス日本語訳よりも安い!ということで注文したのです。途中、他のロシア語書籍も気になりましたが、またの機会(あるといいのですが)にすることにしました。注文後、丁寧なメールが届きましたが、あいにく在庫がないとのことで、ロシアであたってみるとのこと。ロシアでは再版されることがあまりないということで、やや古めの本(といっても2003年ですよ)なので見つからない可能性もあります、とのことでした。そしてしばらく待って、待って、待っていましたが、年が明けても来ないので、これはキャンセルかも?と思いました。それならそれで縁がなかったということだなあ、と。問い合わせてみようかとも思いつつ、春になって忙しくなってくると、なんとなくアリスのことが頭から抜け落ちていました。半年経って忘れたころに届いたので、逆に思いがけない感じがうれしいです。

 さて、肝心の中身ですが、やはり予想した通り、挿絵がいくつか違うだけではなく、日本語版にはない挿絵がいくつもあります♪ これはうれしい! 日本語版にはない序詩もついています。が、これはまだ全然読めません。翻訳者による序文もあるので、それを辞書を引きながら数行読んでみましたが、む、むずかしい……。でも、ロシア語の本を読んでみる、というのがなかなか自分では楽しいです。今のところ、暗号解読状態ですけども、日本語版アリスと比べながら、本文も読んでみたいと思っています。

 読めなくても、挿絵はかなりいいのですが、ただ、日本語版のほうが紙質がよく印刷がきれいです。同じ絵だとロシア語版がちょっと見劣りしますが、値段的にお買い得なのでよしとしましょう。


posted by kmy at 21:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
kmyさん、こんばんわ。
息子さんのご入学おめでとうございます。

洋書っていいですよね(笑)私も読まず本沢山あるのですが、日本語の本は沢山あっても読むスピードがそれなりにあるからなんとかこなせるって思うのだけど、英語だと5倍くらいのスピードがかかり、仏語だともういつになるかわからない常態・・・なのについつい買ってしまう。

表紙の絵が違うだけでも面白いですね。このアリスもロシア語が一番シックで素敵だと思います。そしてやっぱり日本語のが一番かわいいんですね。なんにしても日本の絵ってかわいい(幼稚)ですね。

>日本語版のほうが紙質がよく印刷がきれいです。
ホント、日本の印刷とか紙質いいですよね。特に洋書はチープなペーパーバックしか買えないので余計にそう感じます。

洋書って読めないくせに日本語の本以上に夢を馳せる気がします。
役員さんがんがってください。

Posted by ぴぐもん at 2009年05月05日 23:11
ぴぐもんさん
ありがとうございます♪ 息子は楽しく学校へ通っています。
中学生くらいから「洋書」っていうだけでなんだか凄く素敵な感じがしました。
わたしはフランス語は全くなので、フランス語の本は持っていませんが、ちょっとかじってみた言語だと「読むかも」という期待と幻想を抱いて買ってしまうことがあります。
わたしも長年読んでいない本がたくさんです。
アリスの絵はグコーヴァの絵は大人っぽく、色あいが気に入っています。読めなくても絵はみれます(笑)

日本の本は紙がいいですよね。ハリー・ポッターの原書もハードカバーでもなんとなくざらっとしているような感じがしました。ペーパバックは上質わら半紙くらいに思えます。日本の文庫のほうが紙がいいもののように感じます。

がんばって少しは読んでみようと思います。役員もがんばります♪

Posted by kmy at 2009年05月06日 17:00
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