2008年12月20日

ボルシチを作る

 先日、地元のスーパーへ寄ったとき、野菜売り場にビーツが売っていました。珍しいなあと思いつつ、これを使ってボルシチが作れるかも!と思いました。ただ、作ったことがないのでこれだけ買って行っても材料が揃わないと思い、作り方を調べてから買いに行きました。これがその生ビーツの写真です。ひとつ298円。県内産の表示がありました。

beet.jpg

 作り方がいろいろありますが、ロシア雑貨マリンカレシピを参考にしました。トマトの缶詰めを使わないというところが気に入ったのです。トマト味ではなく、ビーツ味ってどんなのだろう?と思ったので。
 まずはビーツなのですが、生なの茹でなくてはいけないらしいので、とりあえず茹でてみました。皮付きのまま茹で、後で皮をむくとよいようです。その通りにやってみましたが、なかなか柔らかくなりません。まあ、こんなものなのだろうか?と思うところでざくざく刻みました。
 参照したレシピでは牛肉になっていましたが、残念ながら牛の塊は売っていません。ということで、他のレシピも参照したときに「豚でも鶏でもよい」とあったので、豚の塊を使うことに。豚を茹でて、だしが出たらしいところでキャベツとじゃがいもを入れ、にんじん、ビーツ、たまねぎ、トマト、にんにくを炒めて加えると、見たこともない色の食べ物ができあがりました。鮮やかな赤! 子どもが覗きながら「血の色してる〜」と言っていました。トマトやにんじんの赤ではなく、赤ワインのような色。ざくろの色が近いかも。にんじん、キャベツに、じゃがいもも、みんな同じくざくろ色

 普通のシチューやカレーとそれほど作り方に差がないような気がしますが、ビーツを茹でるのと、豚の塊を茹でるのにも時間がかかって、思いのほかできあがりが遅くなりました。写真の撮影センスがいまひとつですが、鮮やかな色のスープができました。

borsch2.jpg

 本来ならここにサワークリームを入れるのですが、こちらも売っていませんでした。代用として生クリームにレモンを入れてあわ立てると書いてあったので、そうすることに。これを入れるとクリーミーな感じになります。そのまま食べると意外とあっさりしていて、野菜の甘みを感じるスープです。じゃがいもと合うと思いました。よくよく考えると、あちこり「代用」があります。本物とは一味も二味も違うものができたかもしれません。外国料理を作る難しさはやはり同じ材料が揃わない点にあると感じます。
 
 娘だけは「おいしい」と言ってくれました、娘だけは。甘みのあるビーツの味と野菜たっぷりのスープはおいしいとわたしも思いましたが、我が家では好みが分かれました。次回、作るかどうかは微妙なところです。ビーツが思ったより大きかったので1/3ほど残してあります。これをサラダにしようと思っていますが、食べるのはわたしと娘だけかもしれません。

 それにしても、ビーツを売っている地元のこのお店、買う人は何に使うのでしょう? 品名も「ピート」となっていてましたし。漬物用の赤カブの横に置いてあったことや、レジのおばさんに「これ、ビーツですよね?」と確認したときに「そう『ピート』。色出しになるのよね」と言っていたのを考え合わせると、ひょっとして、漬物の色つけに使われているのかもしれません。今まで注意して見たことがなかっただけで、毎年「漬物用」で販売されているのでしょうか? ボルシチ用の材料が他に揃わないので、みんなボルシチ用としては買わないのだろうとは思いますが、少々気になりました。


posted by kmy at 21:46| Comment(4) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
外国料理を作る難しさは材料が揃わないことというのには、同感です。
わたしもこの夏イギリスで丸ごと生のビーツを、ご近所の人からいただきました。家庭菜園で作られたということなのですが、最初はビーツとははっきりわかりませんでした(スーパーではゆでてスライスしたパック入りのものしか見たことがなかったので)。料理の仕方に困って、くださった人に尋ねてみたら、丸ごと1時間ほどゆでると、皮がつるりとむけるわよということでしたが、本当にそのとおりでした。
色はもっと紫色っぽい暗赤色でしたが、kmyさんのビーツは本当に鮮やかな赤ですね。
そのときは肉料理の付け合わせとサラダとしていただきましたが、今度手に入れたらボルシチに挑戦してみたいと思っています。
Posted by みちえ at 2008年12月21日 21:01
みちえさん
外国で味噌汁を作るのも結構大変なのだろうと思いました。
代用品でそれらしく、となりましたが、おいしかったです。
ビーツもロシア料理の本なんかを読まなかったら、たぶん気がつかなかったと思います。
こんなところにあるとは思いませんし。
(とはいえ、寒冷地の珍しい野菜、ルバーブもそうですが、そういうものを栽培している農家が増えているようにも思います。もっと県北部のほうですが)
1時間茹でるというのが正解ですね。30分では固かったので、今度はもっと軟らかくしたいと思います。参考になります。
サラダもおいしそうです。今日作ってみます。
Posted by kmy at 2008年12月22日 15:04
私もボルシチ大好きなんですが、ビーツを手にしたことがないので、代わりにサラダ用の小さな赤カブを入れたりしています。まあ、我が家のボルシチはどちらかというとトマトスープ?ですね。

kmyさんの作ったボルシチ、色が鮮やかできれいですね。食べてみたい!!

ウクライナ系カナダ人と結婚した友人が帰国した時上野のロシア料理屋でボルシチを食べたんですが、トマトベースだったので驚いていました。東欧ではトマトは使わずにビーツのみで作るんだそうです。色もどちらかというとピンクっぽい赤だと言ってました。

寒い季節あったかいスープやシチューはいいですよね。kmyさんは自分でパンを焼いたりお料理もこるんでしょうね。素敵なクリスマスをお過ごしください。
Posted by ぴぐもん at 2008年12月24日 17:43
ぴぐもんさん
メリークリスマス♪
どんなクリスマスをお過ごしでしょうか?
トマトは少々を荒みじんで入れたので、トマトの色ではなかったです。
ぴぐもんさんが書かれているように、ピンク色に近いです。残りをサラダにしましたが、マヨネーズと合えるとまさにピ


クリスマスはいろいろ作りました。
寒かったので、思いのほかパンが発酵しなくて、サンドイッチを作ろうと思っていたのに、なかなか焼けず焦りました。
トーストしてベーコンサンドにしました。
ロンが食べていたようなベーコンサンドイッチも作りたいと思いますが、HPソースというのが手に入りません。
外国料理にチャレンジというのは、材料が大きな問題になりますね。
Posted by kmy at 2008年12月25日 09:43
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