2005年12月25日

サンタクロースに悩むわたしに。

 クリスマスイブ、自分のために一冊本を買ってきました。それがこれ『クリスマスをめぐる7つのふしぎ』。サンタクロースについての難問をテーマにした楽しいクリスマス本。作者の斉藤洋さんの本はいくつか読んでいますが、お気に入りの一冊になりました。
4652007493クリスマスをめぐる7つのふしぎ
斉藤 洋
理論社 2005-11

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 男の子のお父さんは警察官で、クリスマスだというのに夜勤で留守にしています。そこへ同僚のおまわりさんが様子を見にたずねてくるのです。男の子が「サンタクロースはいないよ。プレゼントをもってくるのはパパさ。ぼくは見ちゃったんだ」というところから始まります。果たして同僚のおまわりさんは何と答えるでしょうか? ネタばらしはやめておきます。気になる人はどうぞ、読んでみてください。他にも「サンタクロースはひとりなの?」という疑問にも答えてくれます。おまわりさんはもちろんひとりだと答えますが、男の子は「それならどうやって世界中にプレゼントを配れるの?」と切り返すのですが、あーなるほど! そういわれれば確かに、と思う名回答。このおまわりさん、疑問を解消してくれます。
 それにしても、お父さんと子どもの会話ではなく、同僚のおまわりさんがでてくるそのわけもおーなるほど!のお話です。
 この物語を読んでふと思ったのですが、もし本当に誰でもない「サンタクロースその人」から贈り物をもらったら素直に受け取れるでしょうか? 例えば、ですが、贈り主に心当たりのないプレゼントが朝起きて枕元にあったら、「サンタクロースが持ってきてくれたんだ!」と思えるでしょうか。うーん、ちょっと考えてしまいます、誰が持って来てくれたんだろう?と。「ありがとう、サンタさん」と受け取れるでしょうか。実際にそんなことがあったらいいな、あるかもしれないと思うクリスマスのお話でした。
posted by kmy at 15:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 斉藤洋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんてタイムリーなんでしょう。
わたしもこの本、図書館で見つけて先週までうちに置いてました。
子どもたちにも読んでほしかったのですが、あ〜・・・(笑)。

ふたりの問答もさることながら、やっぱり「絵本」という形態が生かされてるなあ、って思いましたね。特にラスト。これ以上は話せません。ふふふ。
もう子ども達も大きくなってしまって、こういう疑問を親にぶつけることもあんまりしなくなっちゃいました。
クリスマスに限らず、誰かに贈り物をするということは、贈るほうがワクワクするものだということ、相手の喜ぶ顔がとても嬉しいものだということを、子どもたちにも知ってほしいなと思っています。
Posted by ヤヤー at 2005年12月25日 21:13
ヤヤーさんとは本の趣味がどことなく近いような親近感を抱きます。(わたしも『プラリネク』はまだ終わりません)
子どもたちにはまだ読ませたくないなーと思うのはまだ園児だからかもしれません。「おとうさんだった」という疑問が生まれてからですよね、きっと。

贈る側、確かにわくわくしますね。開けたときの嬉しそうな顔を想像しながらクリスマスを待っている感じです。その笑顔のために、サンタクロースになりたいと思うものです。今は「もらう」楽しみですが、いずれ「贈る」楽しみを知ってほしいとわたしも思います。
Posted by kmy at 2005年12月26日 12:04
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