2008年06月12日

本物の味

 お土産に生の「ルバーブ」を買ってきてもらいました。ヨーロッパなどではポピュラーな素材らしいですが、日本ではあまり栽培されていないようです。料理本などの写真で見る感じでは鮮やかな赤い茎をした野菜のようで、この色が残ったジャムやタルトはきっときれいだうろなと思ったものです。しかし、実際に買ってきてもらった本物のルバーブは赤はほんの少し。全体的にかなり緑です。「新鮮やさい」というビニールテープが日本の朝市、取れたてのフキだよ!的雰囲気を出し切っていますが、ルバーブです。フキの種類で煮物にするとおいしいんだよ、って言うと本当らしく、ケーキに混ぜると美味しい野菜って言うと嘘だと思われそうな実物です。赤いルバーブに憧れていますが、以前もらったジャムといい、日本で栽培しているのは青っぽいものが主流なのでしょうか? それとも種類が違うのでしょうか?

Rhubarb.JPG

 せっかくなのでケーキにしてみました。常備の材料で簡単にできる生地にルバーブのざく切りに砂糖をまぶしたものを混ぜて焼いてみました。

F1000220.JPG
 
 適当に切ったので見栄えもあまりよくないですが、ルバーブケーキです。さっそく食べてみたところ、今までにちょっとないような味がしました。甘くないけど、合うのです。酸味の強いところが、逆にケーキ生地と合います。くどくなく、さっぱりとした感じの夏向きの味がします。これが赤かったら、本当に切り口もきれいな感じなのです。暗い黄緑の繊維質の見た目はどこかで見たことのあるような感じ――そうか、やっぱりタデ科なんだ!と。春先の若いイタドリ(タデ科)と同じ種類だとは聞いていたけど、こうして実際に切って調理されたものを見ると、本当にイタドリそっくり。味もやや似ています。ルバーブのほうがさっぱりしていて、イタドリのほうがよく言えば野趣あふれる感じ、まあ、野草というだけあってくせを感じます。やや入手困難でちょっと高級(?)なルバーブがないときは、イタドリでもいいのかも(タダだし)……などと考えてしまいました。意外といけるかもしれません。来年試してみようと思います。

 ハリーたちが食べていたルバーブクランブル、ほんのちょっとだけ作ってみました。おひとりさまサイズ。だって、我が家の子どもたちはこういう酸味の強いフルーツ系の焼き菓子、絶対食べそうにないので。ジャム状のルバーブとクランブルはいい組み合わせのようです。やっぱりカスタードソースとかアイスクリームがあったほうがより美味しいかと思いました。

crumble.JPG


posted by kmy at 18:26| Comment(4) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これがあの赤いジャムの素だったとは。
洋菓子を主に作っているところならおなじみなのかもしれませんが、当店では既成のジャムさえ使うことがないので、はじめて拝見します。

kmyさんの作られたお菓子、美味しそうです。
うちの子どもたちもやっと酸味の利いた味がわかって来たところなので、こういうケーキも食べてくれそうです。
たしかに、お砂糖控えめの生クリームなんか添えるともっとよさそうですね。

日本で栽培されているルバーブは種類が違うのかな…と思ってググってみたら、たくさんあるのですね。
国内産のほうが品質が良くて安価だと書いてありました。生でサラダにして食べるとお通じがよくなるとか。
耐暑性に弱いので寒冷地で栽培されているのだとか。北海道でやっとジャム化まで成功するようになったとか。
行きつけのスーパーでは見かけないので(気づかないだけ?)、ちょっと探してみようと思っています。
Posted by ヤヤー at 2008年06月13日 00:13
☆ヤヤーさん
かなりフキっぽい食材でした。もと赤いのが希望だったのですが、やはり種類によるのですね。
大人の味といいますか、ジャムも子どもには不評でしたから、今回はざく切りでケーキにして、分かる人に食べてもらうことにしました。
買ってきてもらったのは本当に採り立てだったらしいですが、何分あまり有名でないらしく、なかなか売れてないと生産者の方が言っていたそうです。(ちなみに産地は軽井沢です、なるほど、寒冷地です)
生クリーム添えがよさそうですね。
サラダはすっぱいものが好きな人にはよさそうです。やはりクリームタイプのドレッシングでしょうか。
まだ残りがあるので、どうしようかな、と思案中です。
変わった食材をみるとわくわくするものです。

Posted by kmy at 2008年06月13日 17:35
わあー!!本物のルバーブ見たことないので感激です。前々から外国のお菓子の本などで紹介されていて作ってみたかったのですが、スーパーやデパートで売っているのを未だみたことありません。ヤヤーさんのお話だと軽井沢とか高原に行くとありそうですね。私も今度探ってみます。

大草原シリーズを翻訳された森みささんが、当時日本ではあまり知られていないルバーブを直に大黄と訳すとおいしくなさそうなので、なんかちがうフルーツに書き換えたと聞いています。何に書き換えたのかはちょっと気になるのですが・・・ナルニアのターキッシュデライトもプリンになっちゃったみたいにとんでもないものになっていたりするかも。

ルバーブって酸味があるんですね。ちょっと想像がつかないな。食べてみたいです。
Posted by ぴぐもん at 2008年06月14日 13:49
☆ぴぐもんさん
わたしにとっても憧れのルバーブでした。外国の児童書のデザートでは定番なのでしょうか、なんだかとても気になっていました。
ジャムはお土産でもらったことがありましたが、ジャムにしてしまうと、ちょっとイメージがわかなかったので、これが本物なんだと思いつつ、青いルバーブなのでデザートにしたときに彩りはいまひとつでした。
酸味はかなり強いです。ケーキにいれてもそのすっぱさが残っていいのだと思います。味がぼけない感じ。
ちなみに買ってきてもらったものは約1kgで450円だったそうです。栽培しているところで買うと意外と安価で驚きました。

確かに大黄では美味しくなさそうなのと、色が「黄色」な感じがします。黄色くないのに。翻訳される方も苦労されているのですよね。なじみのないものをどうにか訳してプリンになってしまうと、全然イメージが違いますね。
物語に出てくる未知の料理って憧れます。
Posted by kmy at 2008年06月14日 15:53
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