2015年07月25日

『細雪』

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たぶん2、3年前にいつか読むかもと、実家の物置から拾ってきた文学全集の中の一冊。ぼろい。褪せてる。いかにも日本語、日本文学という本が読みたくて、出したら『細雪』でした。恥ずかしながらタイトルと作者が一致するくらいで未読、内容も全然知らなかった。最初のページで分かる大阪弁。神戸や六甲という地名から、物語は関西だと分かる。なんとなく読み始めたら、これがもう凄い面白い! 長編で実在の地名や店名、持ち物の詳細な描写、昭和10年代の裕福な家族の生活の様子に引き込まれていく。一番の読みどころは、登場人物が人間関係について、印象や行動から思い悩んだり、考えを巡らせたりするところだと思う。

細かく描写された様々なものは、用語を拾い出して見たくなるし、実際の地名を見ては地図を見たくなる。一週間位かけて読了したのだけど、最初から細かく読み直したくなっています。


posted by kmy at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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